会の発足当時、発起人で初代会長でもあった近藤三奈会長のスピーチでは、1993年から25年間フォートリーで「国際子どもの日」イベントを毎年開催した流れから日本人会の立ち上げに繋がった話。同会の英語の正式名称を昨年9月より、NYをはじめ全米各州で活動する「日系人会」と肩を並べるしっかりした組織となるよう「Japanese American Association of New Jersey」に変更して登記したものの、日本語の呼び名は以前から親しまれている「NJ日本人会」を継続使用していくという報告がされた。また近藤さんは、「今回参加されている様々な業界のプロの力を借り、若い世代にもしっかり引き継いで、一緒に100年続く会を作り上げていきたい」と語った。同会では、今後、法律相談、ビジネスネットワーキング、若い世代の会、奥様の会、お子様イベント、教育、資産形成、老後計画など様々な世代のニーズに合うような企画を行う予定。
暖冬のニューヨーク。ミッドタウンのニューヨーク公立図書館前でおめかしをしたNYUの学生がポーズを取りながら交代で写真撮影をしていた。「ファッションインタビュー? ぜひお願い! でも日没までに終わらせてね、もっと写真撮りたいから」。いえいえ、そこまで時間はかかりませんよ…! ということでスタート。アマゾンで購入した深紅のレザーパンツにカラーマッチしたスニーカーはナイキのエアジョーダン。トップスは黒のコルセットと、それに合わせて自分で縫製したタイトなロングスリーブニット。そして本日の服装にコーデした赤やピンクのリングやネックレス。普段はカジュアルに着れるZARAの他にTARA JARMON、SANDRO、BERSHKA、MISSGUIDED、PRETTY LITTLE THING、NASTY GALを好んで着ている。どれもファッションに敏感な若いアメリカ人女性に人気のブランド。中でもPRETTY LITTLE THIINGはエクストラスモールサイズも充実しており、日本人女性にもお勧めだ。「H&Mも好きよ。ルームメートがバイトしてて、よくフリーサンプルをもらえるから(笑)」。ミッドタウン在住だが、ゴージャスな街の雰囲気を堪能しながらのショッピングはソーホーへ、昔ながらの落ち着いた街並みを楽しみたいときにはアッパーイーストに繰り出す。静かな夜の金融街もお気に入りで都会の喧騒に疲れたら足を運ぶそうだ。「これからルームメートとアンジェリーナにペイストリーとホットチョコを食べに行くの。今夜はそのまま女子会よ」。美しい街並みにファッションと食、マンハッタンの魅力は尽きない。
ジャパン・ソサエティー(JS)・アーキテクチャープレゼンツ「坂 茂:Timber in Architecture」と題した講演会が27日(月)午後6時30分から、JS(東47丁目333番地)にて開催される。建築界のノーベル賞とうたわれるプリツカー賞受賞者である国際的な建築家・坂氏は、その革新的な木材の使い方で知られている。木材建築は自然で美しいだけでなく、近年の気候変動への対応策として環境に配慮したものづくりのツールとして重要視されている。