【今週の紙面の主なニュース】(2023年12月16日号)

(1)安陵さん意識戻る 交通事故から54日目

(2)サンタが街にやってきた  Santa Con

(3)カウントダウンの紙吹雪いかが?

(4)大谷翔平 LAドジャースへ

(5)サミー宮本さん NYで在外公館長表彰

(6)助け合って116年 JAA年次晩餐会を開催

(7)NY地下鉄をデザイン 宇田川さんに在外公館長表彰

(8)「飲む香水」を世界の人に デザイナー 今井千恵さん

(9)日本語学ぶハンターカレッジの学生 茶道を披露

(10)SERI〜ひとつのいのち ミュージカル動画をNYで上映

安陵さん意識戻る

交通事故重体入院から54日目

家族の祈り届く

手足動き、口を開け簡単な会話

 去る10月24日朝、自転車で出勤途中に交通事故に遭い意識不明で入院していた日本クラブの安陵(やすおか)秀樹総料理長が12月6日、54日ぶりに意識を取り戻した。状態の良い日、悪い日はあるが、回復が目覚ましく、安陵さんは家族の呼びかけにもしっかり反応し、これから回復に向けて頑張って行くことを確認できたという。

 安陵総料理長は伏見工業高(テレビドラマ「スクール・ウォーズ」の元となったラグビー名門高)の出身で、当地の社会人ラグビー同好会ニューヨーク・オール・ジャパンの古参メンバー。支援発起人の同ラグビー同好会会長の菅沼俊哉さんは「先週から意識が戻り、コミュニケーションが取れる状態になりました。目は半分くらい開けることができ、声は出ませんが、口を開けて簡単な会話は可能です。手、脚も動く様になり、病院から簡単なエクササイズを課せられています。 本当に奇跡的です。これから長期の治療に移行して行きます。まだまだ時間がかかると思いますが、良い方向に向かってます。皆様の温かいサポートが、安陵さん、ご家族の力強い支えとなっております。 引き続きよろしくお願いいたします」と話している。

 多大になると予想される医療費のサポートを主とする目的で、事故数日後には、菅沼さんらNYのラグビー同好会の仲間有志が動き、クラウドファンディング(https://gofund.me/495b41c2)を立ち上げ、支援に乗り出しており、12月12日現在494人から総額8万4940ドルが集まっている。

 友人の日本人医師たちも驚く劇的な回復ぶりで「家族と日本から駆けつけている弟さんの献身的な介護と安陵さんの胆力の賜」と話している。安陵さんは、日本クラブには勤続30年程で、クラブの日系企業のパーティーやおせち料理提供での活躍はもとより、コロナ禍では警察や消防士、病院への弁当プロジェクトも行っていただけに事故直後から日本クラブ関係者や米国日本人医師会の関係者らも安陵さんの一日も早い回復を祈っていた。安陵さんメリークリスマス。

■支援ファンド→ https://gofund.me/495b41c2

サンタが街にやって来た!

Santa Con

 ホリデーシーズン真っ只中、クリスマスを前に6日、市内でサンタクロースの格好をしてミッドタウンからイーストビレッジまで歩くサンタコンが開催され、タイムズスクエアはサンタの大集合となった。(写真・三浦良一)

カウントダウンの紙吹雪いかが?

 大晦日のタイムズスクエアのカウントダウンで、新年を迎えると同時に舞う紙吹雪に願い事を書くことのできる恒例の「ウィッシング・ウォール」の受付が29日(金)まで行われている(クリスマスの25日はクローズ)。ここで新年の願いが書かれた小さな紙は、世界で一番有名なカウントダウンで使われる約1トンの紙吹雪に加えられ、新年と同時にタイムズスクエアに降り注ぐ。

 受け付け会場はブロードウエーの45丁目と46丁目の間(マリオットマーキーズホテルの前)で、午前11時から午後8時まで=写真=。また現地に行けなくても公式サイトからオンライン受け付けができ、メッセージは印刷されて紙吹雪となる。参加費無料。

 詳細は公式サイトhttps://www.timessquarenyc.org/whats-happening/nye-wishing-wallを参照する。

大谷翔平、LAドジャースへ

ロサンゼルス・タイムス12月10日付スポーツ面

 大リーグのドジャースは11日、大谷翔平選手と10年契約を結んだと正式に発表した。大谷選手は球団を通じてコメントを発表し「いくつものワールドシリーズの優勝パレードをこの街にもたらしたい」とファンに向けて決意を述べた。

 10日付ロサンゼルスタイムス紙は、スポーツ面トップにドジャースのユニフォームを着た想像図を掲載、大谷が手にした記録破りの契約は10年間で総額7億ドル(約1015億円。1ドル=145円換算)を翔ビジネス(SHOWビジネス)とかけて見出しをつけた。

サミー宮本さん、NYで在外公館長表彰

 サミー宮本氏(76、モモタロー・サロン社長)への在外公館長表彰式が6日夕、在ニューヨーク日本国総領事・大使公邸で実施された。サミー宮本氏は、NYでヘア・サロンを長く経営(2022年に開業50周年)するNY日系美容師のパイオニアであり、卓越した技術とサービスの提供により、数多くのセレブリティを顧客とするなかで、NY美容業界における日系ブランドの確立に貢献した。その間、日本からの研修生の受け入れや技術交流の仲介をはじめ、ネイル、メイク、エステ、ファッションなども含めた美容業界全体の若手人材育成・日米人材交流に貢献してきた。

 また、NY島根県人会の創設メンバー・会長として、約40年にわたり同県人コミュニティ運営や日米の草の根文化交流に貢献。01年の9・11テロ後には、哀悼の意を込めて、島根県が県花の牡丹をロックフェラー州立公園とブルックリン植物園に500株ずつ寄贈するプロジェクトの実現に尽力。さらに22年7月及び10月には、在NY日本領事館グラスルーツ事業「サクラコレクション」(日本の伝統素材を用いた海外デザイナーによるファッションショー)にも当地美容系人材の紹介などを通じて協力し、NY日系美容業界の発展、日米の草の根交流に貢献した。

 式典では友人を代表し三島泰男さんが祝辞を述べ、島根県人会会長の奥井俊彦さんが乾杯の音頭を取った。当日はヘアサロン・ミングルSOHOの白水道雄社長、小須田茂良副社長らOBら25人が招待された。

 宮本さんは「このように表彰されるとは思っていなかったので大変光栄に思います。海外に出てきた以上、日本で世界を目指す若手たちの手本になってこれからも頑張って、地道にコチコチとやっていきたい」と喜びを語っていた。これまでにモモタローヘアサロンで日本から修行に来て働いた人は170人以上に上る。

助け合って116年

NY日系人会晩さん会で表彰

北米三菱商事とフルモトさん

 ニューヨーク日系人会(JAA)は、第116回年次晩餐会を8日夜ハーバードクラブで開催し190人が参加した。ゲリー・モリワキJAA名誉会長が開会の挨拶をし、佐藤貢司JAA会長が歓迎のスピーチを行なった。続いてニューヨーク総領事の森美樹夫大使が祝辞のなかで、JAAの弛まない日系社会への貢献について感謝の言葉を述べた。

表彰される北米三菱商事の河手社長(中央)

 食事の後、佐藤会長とスーザン大沼名誉会長から日系社会へ貢献した企業・団体、個人に贈られるリーダーシップアワードが授与された。今年は北米三菱商事会社に企業地域社会リーダーシップアワードが贈られた。同社は、JAAを通じて長年地域社会に日米関係を強化する慈善活動に貢献してきた。特に、2020年12月に設立されたニューヨーク日本史デジタル博物館に対して継続的に支援している。同社の河手哲雄社長は、スピーチのなかでニューヨーク日本史デジタル博物館の重要性を強調し、日系の歴史で記録に残した方がよいと思える資料や写真が出てきたら日系人会にすぐに連絡して欲しいと呼びかけた。

 個人コミュニティリーダーシップアワードはタケシ・タック・フルモトさんに贈られた。

表彰されるフルモトさん(中央)

 同氏は第二次世界大戦の日系アメリカ人強制収容所の生存者であり、ベトナム戦争退役軍人。米国における日本人と日系アメリカ人の市民的自由と歴史を守るために人権活動を行い、戦時日系人強制収容の違憲判断を導いたフレッド・T・コレマツ氏を讃える自由と憲法の日のニュージャージー州における制定に尽力した。フルモト氏は、「これからも日米友好親善のために社会貢献していきたい」と喜びを語った。

 授与式の後、晩餐会の会長を務めるロバート柳澤医師が閉会の挨拶、最後に野田美知代事務局長が、JAAの未来を背負っていく次世代の若きプロフェッショナルたちを紹介した。

NY地下鉄をデザイン

宇田川信学さん

NYで在外公館長表彰

 宇田川信学(まさみち)氏(59、Antenna Design社・共同設立者)への在外公館長表彰式が7日夕、在ニューヨーク日本国総領事・大使公邸で実施された。

 宇田川氏は、日本人インダストリアル・デザイナーとして、NY市地下鉄における券売機、地下鉄車両、駅構内の緊急連絡端末や公衆電話に代わってNY市内に設置されたLinkNYC(公共情報端末)などの、NY市内の公共空間における各種設備のデザインを担当した。外部者としての視点からNY市民の行動を深く観察し、その行動原理を踏まえた各種デザインを通じて、公共空間の環境改善に貢献してきた。

(写真上) 写真は左からカワサキレールカー廣瀬社長、モースリンガーさん、表彰される宇田川さん、表彰状を手渡す森大使

カワサキレールカーR211走る

 また同氏のデザインした緊急連絡端末(Help Point Intercom)がニューヨーク近代美術館(MoMA)に展示されたほか、各種賞を受賞する等高い評価を受けており、公共空間における各種デザインによってNY市民の日常生活に貢献している。この秋から宇田川氏がデザインした最新の地下鉄車両R211型がAラインで走り始めている。当日は、同僚のシギ・モースリンガーさんが祝辞を述べ、NY市に地下鉄車両を納入しているカワサキレールカーの廣瀬雄介社長が乾杯の音頭を取って祝福した。

 宇田川氏は「デザインというのはデザイナーだけでできるものではなく、運や努力や工業面からの必要性から生まれるもので、これからも社会と人々のためにデザインをしていきたい。今後は今まで社会に存在しなかったもの、例えば今まさに現実的になりつつある空飛ぶ自動車や、働き方が変わってミッドタウンのオフィスの空室率が高まっている時に、空間というものをどうデザインできるのかなど取り組んで行きたい」と語った。

 カワサキレールカーの廣瀬社長は「カワサキレールカーが製造したR211に対して、日本人デザイナーの宇田川様が在外公館から表彰されることはご同慶の至りに存じます。本日の受領、誠におめでとうございます。R211は私共が自信を持ってお届けするニューヨーク地下鉄の最新型車両で、今後約5年をかけて約1600両を順次納入予定です。R211が全両納入されますと、ニューヨーク地下鉄車両の過半数(50%以上)はカワサキ製車両になる見込みです」と話している。

「飲む香水」を世界の人に

芋焼酎MORRISを作ったデザイナー

今井千恵さん

 モーリスは、薩摩の土で育った黄金千貫(こがねせんがん)を使って醸造された本格芋焼酎だ。花のように、甘やかな香りを放つモーリスは、「飲む香水」として、ラグジュアリーブランドCHIE IMAI(チエイマイ)から発売されている。

 ファッション界では、次なるアイテムとして香水が多く発表される中、鹿児島県出身のデザイナー、ニューヨークでも活躍している今井千恵さんの発想はユニークだ。これまでにないものを生み出してきた感性は、香水ではなく「飲む香水」を誕生させたのだ。それが本格芋焼酎MORRIS(モーリス)だ。

 香水も焼酎も蒸留して造るモーリスは2021年と2023年のサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションでダブルゴールドメダルを受賞した。ダブルゴールドとは、すべての審査員がゴールドレベル(最高レベル)であると判定した作品にだけ贈られる大会最高峰のメダルだ。4日間厳重に管理されたブラインドテイスティングで、審査員は、それぞれのスピリッツが公平に審査されるように生産者や価格など、一切の情報なしで判定している。

 今年夏には7月7日から9日までパリで開催されたMATSURI2023、9月30日から10月2日まで開催されたサロン・ド・サケで、若者たちから絶大の支持を得た。

 現在、東京の羽田空港国際線と成田空港の免税店(季節による)で販売されている。価格は3400円。ホリデーシーズンの一時帰国の際は、日本からアメリカへのお土産に喜ばれそうな焼酎だ。

ハンターカレッジで日本語学ぶ学生たちが茶道披露

 ニューヨーク市立大学ハンターカレッジの日本語プログラムを履修している学生たちによる「茶道体験会」が6日、同大で開催された。このイベントは、同プログラムの今季の授業で茶道を受講した学生が、自分たちが学んだお点前を一般に披露する目的で行われたもので、約80人の参加者が集いお茶会を楽しんだ。訪れた参加者に対して、茶道の作法のみならずその歴史や心得、精神性なども交えて生徒たちが詳しく説明をし日本文化を紹介した。

 この日はじめて本格的な茶道を体験した同大学の卒業生でありJapan Exchange and Teaching(JET)で6年間日本で英語を教えた経験のあるワン・ウーさん(36歳)は「抹茶は好きだったが、このように本格的な儀式でお茶を飲んだのははじめて。ひとつひとつの所作に意味や背景があってとても興味深かった。日本文化はもともと好きだったが、奥が深い茶道の文化をもっと知りたくなった」と話した。

 裏千家茶道を学び、同大学で講師を務めるフィリップ・ハファティ宗建氏は「今後もこの日本語プログラムの茶道クラスを通じてもっと多くの皆さんにニューヨークで茶の湯の良さを知っ

てもらいたい」と述べ、来期も継続して茶道プログラムの内容を充実させていく予定だ。またこのコースに加え、来学期から2017年に茶道コースを開設したコール阿部真理宗真氏による中級講座も併講される。

 ハンターカレッジはマンハッタンに所在する都市型公立総合大学で、今学期からニューヨークエリアでは初めての日本語日本文化プログラムが専攻できるようになった。

 また、米国でも9校ほどしか認められていない茶道で単位が取得できる大学の一つでもある。同校では今後も日本文化の発信と若い世代の国際的な文化交流に力を入れていく方針だ。

SERI ~ひとつのいのち、ミュージカル動画を上映

「実話の舞台、NYの皆様に見ていただきたかった」

森永代表理事

 日本を拠点に活動を続けている一般社団法人 TruBlue (東京都杉並区、森永裕一郎代表理事)が11日夜、マンハッタンのスカンジナビアハウスで『SERI 〜ひとつのいのち』のミュージカル舞台動画上映会を開催した。

(写真上)大勢の日米市民が集まったマンハッタンの会場

 ニューヨークで誕生した、目が見えず、話すこともできない少女「千璃(セリ)」を巡る実話をミュージカル化した作品で、昨年秋に東京と大阪で全 16 公演が上演された。原作から色々な視点の葛藤を抽出し、さまざまな立場の人にメッセージを届けようと試みた同作品への評価は非常に高く、再演を期待する声が多く寄せられている。そのなかで、まずこの作品を実話の舞台となったNYの人々に届けたい、そこから発信されるメッセージをまずNYの人たちに受け取ってもらいたいという関係者の強い想いが重なりこの上映会が企画された。

 同作品は、障害児を異国で育てる苦労、自身の心と身体との戦い、友人・家族との葛藤、娘・千璃の誕生にまつわる医療裁判、繰り返される娘の手術などが描かれる。

上映後、来場者と抱き合う倉本さん

 原作『未完の贈り物』(2012年)には、母であり異国の地で働くキャリアウーマンとしての倉本美香さんの視点から実話の手記の形で千璃を取り巻く8年間の話が綴られている。ミュージカル舞台化では、その千璃自身が感じたであろう事に想像を巡らせ、千璃とその母である美香、父の丈晴の親子3人を通し、人と人が共感し、共存することの本質についてのメッセージがちりばめられていた。出演は、山口乃々華、奥村佳恵、和田琢磨、植本純米、小林タカ鹿、樋口麻美、辰巳智秋、内田靖子、長尾純子、小早川俊輔。上演時間125分。司会進行はFCIキャスターの久下香織子さんが務めた。

 主催した森永代表は「実話の舞台であるニューヨークの人に見てもらいたいという気持ちを以前から持っていた。2025年には日本で再演も計画しており、映像も、今回は上映を前提とした動画ではなかったので、再演では動画上映用の映像も新たに作りたい」と話した。

ミュージカルの舞台出演者

 作品の主人公は娘の千璃さんだが、ストーリーを牽引する主役はなんといっても母親の美香。そのモデルで、原作を執筆した倉本さんは会場で「本は自分の思いを書くことでストレートに担当医への怒りをぶつけたが、舞台で演出が加わることで第三者の視点から、相手の医師の立場なども客観的に冷静に描くことができた」と話した。

 今回の上映に合わせて来米した演出家の下司尚美さんは「カーテンコールを迎えた時、まるで生で観劇していたかのように暖かい拍手をいただきました。美香さんが宿した灯りを受け取り、全員で見つめ、大切に東京と大阪にお渡しました。そして一年が経ちニューヨークでお客さまの心にそっとその明かりが灯ったことを客席から感じ、その瞬間一緒に過ごせた事をとても喜ばしく思っています」と述べた。

 来場者からは「障害を持つ子どもの親は、勇気をもらえる作品だ」「話は知っていたが現実に親が直面する苦悩を見るのが怖くて避けていた自分がいた。が、今回作品を見て、親の強さだけではなく、子供の障害で絶望の縁に立つ親を救ったのは、実は子供自身であったことにも感動した」という声が聞かれた。

編集後記

【編集後記】

 みなさん、こんにちは。週刊NY生活2024年新春号では、米航空宇宙局(NASA)が募集した宇宙探査ミッションの進展、地球での生活をより良いものにするため生み出すアイデアの学生コンクールで、米国在住の日本人の子供たちが発表した研究が見事に受賞し、なんとそれが実際に、宇宙に発射する衛星のアンテナに採用されたという画期的な出来事を紹介します。衛星のアンテナをロケット内部に格納して宇宙で開くために、その折りたたむ方法を、日本の「折り紙」の技法を使って実現したものです。日本の文化である「折り紙」の発想で宇宙に希望を羽ばたかせた取り組み、日本の文化が宇宙で花開いたストーリーです。もう一つは、NY在住の日本人アーティストの作品が、今年3月に打ち上げられた国際宇宙ステーションの船体の外壁に取り付けられ、人類初の「宇宙アート展」を実現したという話です。宇宙に目を向けた在米の日本人の子供たちと日本人芸術家の取り組みを紹介し、次世代の日本の未来の可能性について探る、文句なく面白い新年号をお届けします。「期待を裏切らない週刊NY生活」の新年号は、あと1回、来週のレギュラー号を越えて今月末にお届けします。それでは皆さんよい週末を。(週刊NY生活発行人兼CEO、三浦良一)