日本被団協ノーベル平和賞受賞
日本の被爆者団体「日本被団協」が2024年のノーベル平和賞を受けた9日、ニューヨーク日本総領事館前で日米平和活動家団体が平和集会を開いた。主催したのは「核のない世界のためのマンハッタン・プロジェクト」。共同代表の弁護士、井上まりさんは「原爆は1945年末までに21万人の命を奪ったと推定されており、長年にわたり、多くの被爆者の健康を損なってきた。被爆者の平均年齢は現在85・5歳であり、多くの方が今もなお健康問題に苦しんでいる。原爆で命を落とした人々を追悼し、被爆者の数十年にわたるたゆまぬ努力を称えるため、人々と平和活動家連合が集まった」と話す。