ラグビー仲間が支援活動に
日本クラブの安陵(やすおか)秀樹総料理長が10月24日朝、自転車で日本クラブへ出勤途中の路上で、車が後方から接触して転倒、本人が警察、救急車に連絡したが、病院到着後に、意識がなくなり緊急手術した。脳内出血は止まったが、脳にはかなり損傷があり、意識が戻らず、事故から2週間たった6日現在も集中治療室で入院中だ。多大になると予想される医療費のサポートを主とする目的で、NYのラグビー同好会の仲間有志がこのほどクラウドファンディングを立ち上げ支援に乗り出した。日本クラブの前田正明事務局長と米国日本人医師会の加納麻紀会長が6日お見舞いに来院、ファンド支援への協力を快諾した。
安陵総料理長は伏見工業高(テレビドラマ「スクール・ウォーズ」の元となったラグビー名門高)の出身で、当地の社会人ラグビー同好会ニューヨーク・オール・ジャパンの古参メンバー。支援発起人の同ラグビー同好会会長の菅沼俊哉さんは「安陵さんは、日本クラブには勤続30年程で、クラブの日系企業のパーティーやおせち料理提供での活躍はもとより、コロナ禍では警察や消防士、病院への弁当プロジェクトも行い、面識のある方も多いと思います。医療保険以外の費用面や、日々の入り用を充当する目的で、日系社会からも協力して頂ければありがたい」と話している。クラウドファンドのアドレスは次の通り。