第4回ジャパンパレード、5月10日に開催へ

 第4回「ジャパンパレード&ストリートフェア」の開催が2025年5月10日(土)に正式に決定した。過去3回と同様に、マンハッタンで開催される。

 同イベントは、非営利団体ジャパンデー・インク(プレジデント兼チェアマン・岡本慎一 日本生命保険相互会社 常務執行役員 、オノラリー・チェアマン・森美樹夫 在NY日本国総領事・大使)が主催、日本文化と日米の友好を祝うもので約5万人のニューヨーカーを集客するなど、初夏の恒例行事として定着しつつある。森美樹夫総領事・大使は「日本の優れた文化や価値観が、米国で過去にもまして受け入れられつつあるように感じています。この流れを活かしてジャパンパレードをさらに発展させていければと願っています」と語った。また、岡本慎一氏は「ニューヨーク初夏の風物詩となっているジャパンパレードを2025年も開催できることを大変嬉しく思います。本イベントを更に発展させて、多く

の方々に『日本文化と日米の友好』をアピールしていきたいと思います」と意気込みを述べている。

 今年5月に行われた第3回ジャパンパレード&ストリートフェアでは、約100団体、およそ2500人がセントラルパークウエストを練り歩いた。太鼓や武道などの伝統文化からアニメパフォーマンスのようなポップカルチャーまで、日本の多様多彩な魅力をアピール、スペシャルゲストの『舞台「鬼滅の刃」』のキャストがパフォーマンスを披露し、沿道に詰めかけたニューヨーカーが大きな声援を送った。

パレードのグランドマーシャルを務めた元プロ車いすテニス選手の国枝慎吾氏は「日本とニューヨークの長きにわたる友情を祝うことを嬉しく思います」と笑顔で語った。同時開催された「ジャパンストリートフェア」は、前年に続きパレードに隣接する西72丁目で行われ、NY市内で和食を中心としたフードフェアを開催している「ジャパンフェス」とのコラボにより24の屋台が並んだ。

 第4回パレード&ストリートフェアの成功に向け、ジャパンデー・インクは協賛・寄付などの支援を広く募っている。パレード、ストリートフェアへの支援・問い合わせはEメールparade@japandaynyc.org(Japan Day Inc.事務局)まで。パレード参加募集要項、イベントのメインビジュアルを決めるアートコンテストの詳細は後日、公式サイト(www.japanparadenyc.org)やSNSで発表される。