飯沼信子(いいぬま・のぶこ)さん=(在米ノンフィクション作家、飯沼星光・元南カリフォルニア高知県人会長の妻)が10月15日午後4時半、病気のため家族と日本旅行中、東京のホテルで死去、86歳。
静岡県沼津市出身。自宅はロサンゼルス。喪主は夫星光(せいこう)さん。葬儀などは未定。
米国側での新資料発掘により野口英世と夫人の実情に光を当てたルポ『野口英世の妻』やブルックリン橋建設に携わった日本人を描いた『黄金のくさび』、ニューヨークの日本クラブやジャパンソサエティー創設に寄与した高峰譲吉を題材にした『高峰譲吉とその妻』 などの著作がある。