日本の郵便局は、昨年春のパンデミックから引受けを停止していた日本から米国あての国際スピード郵便(EMS)を6月1日から再開する。EMSは重さが30キログラムまでの荷物を海外に送るサービス。米国を含む第2地帯(オセアニア、北中米、中近東、ヨーロッパ)あてのEMSは、輸送コスト高騰の割増分に相当するEMS特別追加料金が導入される。今後は重さが1キロ増えるごとに800円上乗せされ、1キロの荷物の場合は2900円の通常料金+800円、2キロでは4500円+1600円となる。
また、今年1月1日から通関電子データの送信が義務化されたため、米国あてに物品を送る場合は手書きのEMSラベルによる差し出しができなくなっており、差し出しに当たっては国際郵便マイページサービスを利用する。現在の荷物の引受けは、2キロまでの小型包装物、船便、EMS(SAL便は引き続き、引受け停止)。詳細はウェブサイトhttps://www.post.japanpost.jpを参照する。