メモリアルデーの5月29日と30日、今年最初の「マンハッタンヘンジ」が観測された。太陽がマンハッタンを東西に走る通りに沿って沈む現象で、年に2回だけ見ることができる。高層ビルの間を沈みゆく美しく輝く夕陽を見るため毎年多くの人が訪れ、この時期の風物詩となりつつある。特にグランドセントラル駅の前にある橋の上やチューダーシティブリッジの上は印象的な眺めが楽しめる。今回、、29日午後8時12分にこの現象を42丁目から撮影した写真家の植山慎太郎さんは「メモリアルデーの本日は天気も良く大勢のフォトグラファーやビデオグラファーが駆けつけていました」という。燃えるような大きな太陽が落ちていく。昔の日本の人気テレビドラマ「太陽にほえろ!」のオープニング音楽が聞こえてきそうだ。次回今年2回目のマンハッタンヘンジは7月12日(水)と13日(木)。
(写真・植山慎太郎)