ニューヨークにもやっと桜の季節がやってきた。マンハッタンの名所はなんと言ってもセントラルパーク。この週末は、ソメイヨシノはまだ蕾で、オカメ桜だけが咲いていた。気温も華氏80度(摂氏25度)と初夏を思わせる陽気で暖かったせいか、芝生の公園シープメドウズもピクニックをする市民や観光客で賑わった。ベセスダテラス近くのオカメ桜にも多くの観光客が集まって春の日差しを楽しんでいた。
ブルックリン植物園の桜まつりは有名で4月26日(土)から5月11日(日)まで開催される。花見ナイトは22日(火)から25日(金)までの午後5時から8時30分まで。このほかニューヨーク市ではリバーサイドパーク、ルーズベルトアイランドなどにも桜の木があり、花見客で賑わう。ワシントンDCでは一足早くポトマック河畔の3800本の桜が3月28日に満開宣言し、今月13日まで全米桜まつりが開催されている。桜前線ただいま北上中だ。(3月28日午後3時、セントラルパークで、写真・植山慎太郎)