ニューヨーク日本総領事館は3日夕、米国法人日本国際交流センター(JCIE/USA)前事務局長のジェームズ・ギャノン氏への在外公館長表彰を行った。同氏は、2001年から2021年までJCIE/USAの事務局長として幅広いプログラムを手がけ、日米議員交流・日米交流の促進などに貢献した。また、東日本大震災発生直後には「東日本大震災NGO支援国際基金」を立ち上げ、約1600万ドルの支援金の収集に大きく貢献すると共に、震災の救援・復興に向けた国際協力の推進に関する会議や調査研究を主導した。さらに、国際保健分野においても、知見と人脈を活かして数多くのセミナーや研究を推進し、2020年10月には、山中伸弥京都大学iPS細胞研究所所長らを招いたウェビナーをNY総領事館との共催で開催するなど、長年にわたり米国における対日理解促進に向けて尽力した。 当日は後任の加藤和世同センター事務局長ら招待客が参列し、ギャノン氏への表彰状授与を祝福した。ニューヨーク総領事の山野内大使から表彰状を受け取った。ギャノン氏は、登壇し、参列者一人一人との関わりについて触れ、これまでのサポートに感謝の言葉を述べた。
(写真) 山野内大使(右)から表彰を受けるギャノン氏(写真提供・NY日本総領事館)