ONE STORY AWARD NYアンバサダー
昨年5月に美と平和をテーマにした祭典「ONE STORY AWARD 2024 NY」大会でアンバサダーに選出されたテオナ・ビラスベリさん(27)が国際交流プログラムの一環としてパレスホテル東京で2月に開催されたジャパン・アワードにゲスト招待され、1週間の日本体験をしてニューヨークに帰ってきた。
「今回、日本へ初めて行き、関係者の皆さんに本当によくしていただき、私のこれからの人生にニッポンという大きな文化の存在がしっかりと胸に刻まれました。日本について最も驚いたことは、伝統と文化が日常生活に深く浸透していること。そして何よりも驚いたのは目にした日本人の人々でした。規律正しく、仕事熱心で、優雅さと正確さを備えた立ち居振る舞い。すべてが整然としており、人混みにもかかわらず、静寂が漂い、瞑想的な雰囲気さえ感じられ、それは私にとって信じられないような体験でした」と話す。

テオナさんは13年前に家族と共に東欧のジョージアから来米し、NY市工科大学(ブルックリン)で生物科学を学んだ。母親や叔母も医師だったことから、自分も自然と生物科学の道を選んだが、NYに来てからは、若いうちにファッションモデルの世界も見てみたいとモデルに挑戦し、2023年にドバイで開催されたグローバル・ファッションの卓越性と功績を称えるグラミー賞(インターナショナル・トップモデル部門)を受賞、2024年にはミス・グランド・ジョージア 2024、現在はミス・グランド・セントラルニューヨーク2025のタイトルを持ち、今年夏に開催されるミスUSAのNY代表として出場するなどNYを中心にトップモデルとして活躍している。 「日本の皆様にお礼を申し上げたいです。今回は、美しい文化を持つ日本に私を受け入れてくださり、ありがとうございます。皆さんの親切さ、伝統、生き方は、私にとって忘れられない思い出です。また近いうちに日本に行き、さらに素晴らしい体験をしたいと思います」と話した。(三浦良一記者、写真は本人提供)