冬の東海岸を抜け出して南国リゾートへ

ビーチから世界遺産まで満喫できるメキシコ・カリブ海リゾート

夏も終わり、まだまだ海外旅行に行くには難しい状況が続くなか、メキシコ・ユカタン半島の先端にあるカリブ海リゾート「カンクン」の人気は衰えることを知りません。マリンスポーツを楽しめる鮮やかなターコイズブルーの海、のんびり過ごせる真っ白なパウダービーチなど、カンクンはいまも開放的な世界が待っています。

 ニューヨークからカンクンまでのフライトは直行便で片道およそ4時間。航空会社によっては10月から増便も予定されているほど人気の路線です。渡航の際は機内での簡単な問診票への記入、カンクン空港でのサーモグラフィーによる検温のみで、PCR検査はなくコロナ前と変わらないほど簡単に入国することができます。

 カンクンでは海沿いに立ち並ぶリゾートホテルのほとんどは営業を再開しており、衛生面においても州よりも厳しいガイドラインに沿ってお客さまを迎えています。ホテル・レストランスタッフにも出勤時からチェックが行われ、必要に応じてシャワーで身体を清潔にするなど、衛生面の徹底が図られていて安心です。

オーソドックスな旅「カンクン」

 カリブ海旅行が初めての方に人気のカンクン。ホテルエリアには大小約50のホテルが建ち並び、それぞれのニーズに合ったホテルを選ぶことができます。日本人に長年愛されている人気のホテル「Grand Fiesta Americana Coral Beach」は、6月から食事やドリンク、アクティビティーなどの費用がコミコミの、お財布いらずの“オールインクルーシブホテル”に姿を変え、再オープン。繁華街まで徒歩2〜3分で立地条件もよく、ファミリーで楽しめる有名なホテルです。

 また、ハネムーン旅行やカップルに人気の大人専用のホテル「Hyatt Zilara Cancun」はホテル内のアクティビティーが充実しており、カクテル片手にナイトライフを楽しんだり大人だけのラグジュアリーな時間を過ごすことができます。

ハイクラスな旅「リビエラマヤ」

 カンクンとは一味違った高級な雰囲気で人気急上昇中のリビエラマヤ。透明度抜群の泉「グランセノーテ」やマヤの都市「トゥルム」、大自然を活かしたアクティビティーが充実のテーマパーク「シェルハ・エコパーク」など観光名所が多数あり、滞在中の移動時間を抑えたい方にもおすすめです。のんびりと自分の時間を満喫することができます。

 また、マヤコバと呼ばれる地域には「Banyan Tree Mayakoba」、「Andaz Mayakoba Resort Riviera Maya – a concept by Hyatt」などのハイクオリティーなホテルも多く、世界各国の旅行者から高く評価されています。毎年PGA USAがMayakoba Classicを開催するCamaleon Mayakoba Golf Couseもあり、世界中から多くのゴルファーも訪れています。

リラックスな旅「プラヤ・ムヘーレス」

 カンクンダウンタウンの北に位置するプラヤ・ムヘーレスエリアは新規開発され、家族向けから大人専用までさまざまなスタイルのハイクラスなオールインクルーシブホテルが建設されています。そのなかでも家族向けの「Estudio Playa Mujeres」、大人専用の「Atelier Playa Mujeres」はデザイナーによる洗練されたホテルで、有名シェフが監修するレストランやオペラ劇場の雰囲気漂うナイトショーなど、ホテルライフを充実することもできます。

 ビーチやホテル以外にも、カンクンの魅力と言えば世界遺産巡り。滞在中はビーチを楽しみながら偉大なマヤ文明にも触れることができます。中でも代表的な「チチェン・イツァ遺跡」はカンクンから車でおよそ2時間半、日帰りで観光することもできます。(チチェン・イツァ遺跡は9月22日より再開)そこには時代の浪漫を感じる歴史と文化が織りなす、不思議な世界が待っています。現在はコロナ対策で入園時にサーモグラフィーによる検温、抗菌ジェルによる消毒、マスク着用が義務付けられています。

 もう一つ見逃せないのが、本場のメキシコ料理。タコスやエンチラーダスをはじめ、アボカドディップのワカモーレ、白身魚にライムをマリネしたセビーチェ、鉄板で肉と魚を炒めたファヒータスなど、チリやサルサが効いた料理は食欲をそそります。本場のテキーラやサルベッサ(メキシカンビール)もお忘れなく。

 あっという間に夏も去り今年の旅行を諦めている方も、これからやって来る東海岸の冬から南国リゾートへ抜け出してみませんか?

旅行会社 アムネット バケーション/テーマパークデスク amnet-usa.com