NY日本総領事館が在留法人にCDCや州の方針説明
まず65歳以上のファイザー接種者から
ニューヨーク日本総領事館は9月28日、ニューヨーク、ニュージャージー、ペンシルベニア、デラウェア及びウェストバージニア各州政府は、新型コロナウイルス・ワクチンの3回目の追加接種(ブースター・ショット)について9月24日CDCの発表した基準に従い、一定の条件を満たす者を対象に接種を開始すると発表した。
この件に関する最新情報については末尾掲載の各州等のホームページで確認することとし、在留邦人は必要に応じて医療機関などに相談するなど各自の責任でワクチン接種について判断するよう求めている。
ブースター・ショットは新型コロナウイルス・ワクチン接種を完了した人に対して数か月後、時間とともに低下した免疫機能を高めるため追加のワクチン接種を行うものだが、今回はファイザー社製ワクチンの2回の接種が完了し、2回目の接種から6か月以上経過した人に3回目の接種を行う。65歳以上の高齢者などに推奨しています(ファイザー社製ワクチンを提供している場所であればどこでも無料で接種を受けることが可能とのこと)。例えば、NY州においては次の通り。
(1)ブースター・ショットを接種すべき者
●65歳以上の者
●50歳〜64歳の基礎疾患のある者
(2)ブースター・ショットを接種できる者
●18歳〜49歳の基礎疾患のある者
●職業上ないし組織上、感染リスクのある状況におかれている者
(3)接種条件となる重症化のリスクが高い基礎疾患
、癌、慢性腎臓病、肺疾患、知的及び発達障害、心臓病、免疫不全、重度肥満(BMIが40kg/m2)、肥満(BMIが30kg/m2以上40kg/m2未満)、鎌状赤血球症又はサラセミア、1型及び2型糖尿病、脳血管障害
ブースター・ショットは最初の2回と同じワクチンを接種することになる。今回はファイザー社製の接種を受けた者が対象だが、モデルナやジョンソン&ジョンソンのワクチン接種を受けた者へのブースター・ショットについては、現在専門家が検討中で、近日中に詳しい情報が発表される予定。
【アメリカ疾病予防管理センター(CDC)】https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/booster-shot.html
【NY市】https://covid19vaccine.health.ny.gov/booster-doses
https://www1.nyc.gov/assets/doh/downloads/pdf/covid/covid-19-pfizer-booster-dose-faq.pdf