全米そろばん大会、NY小島君が優勝

 カリフォルニア州サンノゼで8月7日、全米そろばんコンテストが3年ぶりに対面方式で行われ、ナショナルレベルの生徒87人が全米から参加した。

 当日は小学生3部、中学・高校と5部門に分かれそれぞれの腕を競った。

 高校の部で、ニューヨーク代表の小島アンドリュー君(9段、佐藤そろばん教室)=写真=が優勝した。読み上げ算の部とフラッシュ暗算の部で共に優勝、ペーパーの部で2位だった。

 同教室のオープンは1977年、日本での指導を入れると50年になる。現在はスカースデール教室の対面クラスとオンラインによるクラスを行なっている。5名程度の少人数クラスですべて個別指導。それぞれの子供の能力を最大限に引き出すことを目標としている。同教室を運営する佐藤タカ子さんは「そろばんは一つ一つ理解し練習を積み重ねていくことしか上達の方法がなく、忍耐も必要なのですが計算力、あんざん力だけでなくそれに伴う集中力が養われ、なによりも子供達の自信となっていくことがいちばんのメリットです。それを裏付けるように親子2代で来てくれる生徒も増え、ご父兄が子供の頃に習っていてやはりそろばんをという生徒さんも多いです」と話す。

 同教室の卒業生には、日本での超一流大会クリスマスカップの英語読み上げ算部門の読み手もいる。当地での1級合格者105人、段位合格者77人。問い合わせは電話914・472・1181、詳細はウェブサイト www.TheSorobanSchool.com