女子プロレスラー山崎五紀のお店、東京老舗の天丼の味をNYで

プロに聞く、生き生きEATS(イーツ)

元気と美味しいを求めて料理の達人が腕を振るう (55)

 今月の生き生きEATSは、日本の女子プロレス黄金時代にその名を刻んだJBエンジェルズの山崎五紀さんがニューヨークで経営する五助レストランの名物天丼を家庭バージョンでご紹介します。そしてゼラチンたっぷりの塩ラーメン、夏を涼しくいただく冷やしたぬき蕎麦の3品を同店のキッチンシェフ、ヘンリーさんに作っていただきました。同店は夏場、平日は22時のキッチンラストオーダー後も深夜0時までレストラン内のバーを営業中。ご主人の永井勇巳さんの寿司バーも人気です。

GOSUKE

Henn na Hotel New York

 235 W 35th St, 

New York, NY 10001

 (646) 861-1741

https://gosukerestaurant.com

日曜定休 11:45-22:00


◾︎海老天丼

【材料】 

車海老 5尾

サーモン 1切れ

赤ピーマン 1切れ

さやえんどう 1本

にんじん 1切れ

ごはん 

【天丼たれ】

 家庭ではめんつゆを温めてかけるだけでも美味しくいただけますが、お店の味に近づけるにはそれにひと工夫が必要です。

100cc(できあがり量)

水       大さじ3

めんつゆ(2倍濃縮)

        大さじ3

醤油      大さじ1

砂糖 (もしくはざらめ)

        大さじ1 

(お好みに合わせてこぶ、おかか、しいたけ、みりんなども調合可)

【作り方】

 油の温度は180度。車海老かブラックタイガーの海老に打ち粉をつけて冷水で溶かした天ぷら粉に潜らせて油にいれ約4分。天かすの花を寄せて天丼が華やかになるように揚げるのがコツ。

 花を咲かせるのは海老5本をいっぺんに入れ同じ時間で揚げる。 野菜も4分ほど揚げる。

 ごはんに天つゆをかけて盛り付ける。


◾︎ゼラチンスープたっぷりの塩ラーメン

【材料】 

わかめ 大さじ1

焼き豚 2枚

ねぎ 少々

レモン 1切れ

海苔 2枚

麺 1玉

ゆで卵 半分

【スープの材料】

ラーメンの出汁のお野菜は

にんじん

玉ねぎ

干し椎茸

生姜

にんにく

【作り方】

 スープを温め、別の鍋で麺を茹でる。麺の硬さはお好みで。盛り付けてから熱

いうちに食べるのが美味しくいだだく秘訣です。


◾︎冷やしたぬき蕎麦

【材料】 

胡瓜 3切れ

卵焼き 2切れ

蒲鉾 2切れ

ミックスベジタブル 100グラム

大根おろし 100グラム

わさび 少々

昆布巻き 1切れ

天かす  お茶碗に1杯ほど

蕎麦  1人前

つゆ 出汁3に対しみりん1と醤油1 みりんは別の鍋でアルコールを飛ばす。(めんつゆの割合の出汁を2にして濃いめにすると応用ができます。水で薄めてそーめんつゆや砂糖を足して調節すれば煮物にも使えます)。

【作り方】

 蕎麦を茹でて冷水と氷で冷やしてお皿に、めんつゆをたっぷりかけて具を盛り付けます。どれも冷えたビールが美味しさを引き立たせますよ!