プロに聞く、生き生きEATS(イーツ)
元気と美味しいを求めて料理の達人が腕を振るう (53)
今回は、この春ロウアーイーストサイドに開店した居酒屋割烹bbfの飯田二郎料理長に、夏の季節にぴったりのビールに合う小皿3品を紹介していただいた。同店は、NY地区でサムライママやBOZUなど6軒の居酒屋を経営する鈴木誠氏が新しく出店したお店。飯田さんは、元炙り屋錦乃介のメインシェフ。
bbf
177 Ludlow St. New York, NY 10002
営業時間
カフェ7:00-17:00
居酒屋割烹17:00-22:00
日曜のみ 7:00-17:00
Tel:646-649-5363
bbf-nyc.com
◾︎海老のガーリックトースト
ビールのお供にぴったりの前菜スナック。ガーリック・トーストにヒントを得て、テキサス・メキシカンの洋食時代のアイデアから生まれたオリジナルの味。お店でも出している。
【材料】
むき海老 120g
マヨネーズ 45g
ナンプラー(薄口醤油でも可)
小さじ半分
ニンニク 2かけ
大葉 5枚
バケット(フランスパン 半分
1センチ幅にカット
【作り方】
1 殻と背ワタを取ったむき海老の水気を取り、包丁で細かくペースト状になるまで叩き切る。
2 大葉を5ミリ角に切る。
3 ニンニクをする。
4 ペースト状にした海老とカットした大葉、マヨネーズ、ナンプラー、ガーリックペーストを合わせよく混ぜる。
5 1センチ幅にバケットを切り、片方の面に混ぜた海老をたっぷり塗る。
6 フライパンに少量の油を入れ、弱火で塗った面が薄くキツネ色になるように軽く焼き色を付ける。ひっくり返して(海老を塗った面を上)ふたをして2、3分蒸し焼きにする。(焦げないように火加減に気をつける)
7 スイート・チリソース(今回は蜂蜜)にディップして食べる。
◾︎胡瓜のピリ辛もろ味噌和え
乱切りにした胡瓜ともろ味噌で和えたコクのあるもろきゅうの出来上がり。
【材料】
胡瓜 100g
もろ味噌 100g
醤油 こさじ半分
辣油 小さじ2
系統がらし 少々
【作り方】
もろ味噌に醤油と辣油(ごま油でも可)を入れ、よく混ぜる。胡瓜をまな板に寝かし包丁の腹で胡瓜を軽く押し当て割る。割れた胡瓜を一口サイズに乱切りにする(こうすると味噌が胡瓜によく絡む)。乱切りにした胡瓜約100グラムに和えた味噌20グラムを混ぜる(好みでイカなども一緒に)。小鉢に盛り付け糸唐辛子を飾り完成。
◾︎茄子竜田揚げ
ご自宅で、万能香味ソースを作り置きしておけば、肉や魚の焼き物、揚げ物にもなんでも会うので活用してください。
【材料】
茄子(中国茄子が色が綺麗)
1本
片栗粉 少々
揚げ油 少々
香味ソース
ニンニク 一房
生姜 ニンニクと同量
醤油 100mg
味噌 100mg
酒 100mg
【作り方】
(1)万能香味ソース
↓
ニンニクと生姜をみじん切りにする。ネギをみじん切りにする。酒、味噌を小鍋に入れ火にかけアルコールを飛ばす。醤油、みじん切りしたニンニクと生姜を入れ、ひと煮立ちさせて火を止める。最後に刻んだネギを入れて完成。冷蔵庫内に保管して常備ソースに!
茄子を一口大に乱切り香味ソースのたれのみを少し入れ片栗粉でまぶす。フライパンに多めの油を入れ、中火で茄子をまんべんなく焼き上げる。油を切り、皿に盛り、香味ソースをかけて出来上がり。