Japan Fes
ジャパンフェスのラーメンコンテストが4月29日チェルシー、30日にアストリアで開催された。両日とも激しい降雨に見舞われたが、日本、カリフォルニア、オランダの世界の本格的なラーメンをニューヨークで味わうチャンスとあって5000人ほどの来場者が雨天の中行列を作った。出場者全員がこのコンテストのために作った自慢のラーメンを持参、優勝したのは、山形県から来米参加した麺陣屋六兵衛。1818年に創業した料亭の七代目柏倉城太郎さん(50)がプロデュースする和風ラーメン。寿司や天ぷらを始めとする日本料理に欠かせない出汁をラーメン用にアレンジ。開発に2年を要した自慢の一品。柏倉さんは「日本の出汁のうまさをアメリカの人に分かってもらえて嬉しい。これからの励みになります」と喜んでいた。同店では2日間で1000食以上が売れたと言う。
2位はオランダから参戦
したラーメンNIKKOU。こだわりの豚肉、鶏肉、野菜をじっくり煮込んだ濃厚鶏白湯スープに長蛇の列ができた。3位は桜梅桃李ラーメン。帆立貝を使った濃厚魚介ラーメンが人気に。
(写真)左から2位のNIKKOU、優勝の麺陣屋六兵衛(中央)、3位の桜梅桃李