食卓を彩る美味しい小鉢4品

プロに聞く、生き生きEATS(イーツ)

元気と美味しいを求めて料理の達人が腕を振るう (52)

 今月は、日本クラブのシェフ、鈴木博美さん=写真=に、だし巻きたまご、サーモンのアボカド納豆和え、胡瓜とカニカマ、わかめのピリ辛和えを、シェフ田代英敏さんに南瓜(かぼちゃ)レモン煮を作っていただきました。

 日本クラブのレストランは現在予約制。会員と会員のゲストが利用できるクラブ専用のレストランです。最高級の食材を使った料理が楽しめます。

日本クラブ レストラン

145 W57th St. New York, NY 10019

Tel  212-581-2223

https://www.nipponclub.org


◾︎だし巻きたまご

【材料】 

きのこ 3ピース

バター 小さじ1

たまご 3個

青のり

胡椒

出汁 大さじ1

醤油 少々

作り方】 

 オムレツを作る要領で溶いた卵に刻んだキノコ、出汁をよく混ぜ塩、胡椒、青のり、醤油を好みに合わせて調合し、フライパンにバターを敷いて焦がさないように手前から巻いていく。

包丁で一口大にカットして皿に盛り付ける。

▽中に熱が残っているうちにいただくのが美味しい。


◾︎サーモンとアボカド納豆和え

【材料】 

納豆 1パック

アボカド 半分

サーモンぶつ切り 少々

わさび

醤油

【作り方】 

(A)サーモンをぶつ切りにしてボウルに入れ種を抜いて皮を剥いたアボカド半分をサイコロ状にカットしてわさび醤油を混ぜる。(B)納豆1パックを混ぜないで器に盛り付け、その上に(A)を乗せて盛り付ける。▽食べる時に納豆とサーモン、アボカドを混ぜていただく。納豆の食感とアボカドの食感が口の中で合流、サーモンの味が絶妙のハーモニーを生み出す。


◾︎南瓜レモン風

【材料】 

南瓜(かぼちゃ) 4分の1

レモン 1個

ガムシロップ 

【作り方】 (田代英敏版)

 南瓜を切り、皮に模様を刻んで鍋で茹でる。柔らかくなったら冷やして、レモンを絞ったガムシロップに浸して1〜2時間漬ける。スライスしたレモンを小皿に敷き、その上に南瓜を盛り付ける。▽甘くて美味しい南瓜の魅力がレモンの爽やかさと相まって思わず「美味しい!」と叫んでしまう味。前菜にもデザートにもなる一品。


◾︎胡瓜とカニカマ、わかめのピリ辛和え

【材料】 

胡瓜 半本

豆板醤

ごま油

ごま

乾燥わかめ 小さじ1

カニカマ 3本

酢 少々

【作り方】 

 胡瓜をぶつ切りにしてカニカマ3本は3等分にカット、形を残したまま胡瓜、わかめ、市販の豆板醤、塩、ごま油、酢、ごまを和えて器に盛り付けるる。▽あっさりとした口当たり。

それぞれの美味さを引き立たせる調和の取れた一皿。簡単で美味しいのでぜひトライを。