元米国国務長官で大統領候補のヒラリー・クリントン氏が、2月からコロンビア大学の教授に就任する。コロンビア大学の学生新聞「The Columbia Spectator」が5日付で報クリントン氏は国際公共政策大学院(SIPA)の実務担当教授と、コロンビア・ワールド・プロジェクツの大統領研究員となる。
リー・ボリンジャー学長は学生・教職員に向けた電子メールで「ヒラリー・クリントンは、その類まれな才能と能力、そして特異な人生経験から、研究・教育、公共サービス、公益活動という大学の使命に貢献できるユニークな存在であり、最も重要なこと」と書いた。
発表によると、クリントン氏はSIPAを通じて、世界の政治と政策、およびそれらの職業に従事する女性リーダーに関するイニシアチブに取り組む。また、フェローとして、民主主義を守り、世界中の女性や若者を巻き込むためのプログラムを支援することが期待されている。クリントン氏は、2023-24年度からは教壇にも立つ予定だ。SIPAには企業派遣日本人大学院留学生が多いので受講の機会に恵まれそうだ。