ホノルル マラソンと市内散策
昨年12月9日に開催されたホノルルマラソンは今回で46回目を迎え、世界最大級の市民マラソンになりました。多くのランナーを虜にするホノルルマラソンの魅力をご紹介いたします。
ホノルルマラソンがスタートしたきっかけは、1973年に心臓病を患った医師の「心臓病のリハビリと予防のためには、長距離をゆっくり走るのが良い」という考えに基づいています。そのため参加定員も制限がなく、初心者からベテランまで年齢が7歳以上であれば誰もが参加できるマラソン大会となりました。今では世界のトップランナーや市民ランナー、芸能人などに愛されているハワイのビッグイベントです。
日本人の参加者はとても多く、毎年約1万数千人が参加します。ホノルルマラソンを盛り上げるのは、コースの景観の素晴らしさはもちろん、沿道で応援する人たちの温かい声援。なんと約1万人のホノルル市民が大会運営に協力しています。楽器を演奏する人、コスチュームを着る人など、たくさんの人の応援を感じながら走るのはとても気持ちがいいです。
当日のスケジュールは日の出前の朝5時スタート、表彰式が午後1時、年齢別で男女それぞれ上位3人が入賞となります。完走したら一生の思い出となる「完走Tシャツ」が受け取れます。完走証と完走メダル、貝や海辺の石を糸でつなぎ合わせたアクセサリーもゲットできるのが人気の秘密です。
コースはアラモアナ公園からスタートし、観光スポットで有名なワイキキビーチを太平洋から昇る朝日を眺めながら走ります。続けてオアフ島の象徴であるダイヤモンドヘッドを走り抜け、ゴールのカピオラニ公園へと向かいます。毎年約9割以上の参加者が42・195キロを完走します。レース後はカピオラニ公園で完走Tシャツに着替えて他のランナーたちとバナナ、あんぱんを食べながら完走した喜びを分かち合うのも楽しみの一つです。
運動は得意じゃないけれど綺麗なハワイで達成感を味わいたい。そんなあなたの思いを叶えるのが、「ホノルルマラソン」です。
さて、マラソンで一汗流しすっきりしたあとは、ホノルルに来たら行っておきたいオシャレなカフェや美味しいデザート店。キラキラ女子のためにいくつかご紹介させていただきます。
① Island Vintage Coffee
朝7時から、ドキッとするほどの列ができます。並んでも食べたくなるハワイ産コーヒーや朝食プレート、人気のアサイーボウルは並んだ時間を忘れてしまうほど美味しいです。
②Heavenly Island Lifestyle
お店の名前からしても店内に入るだけでHevenな気持ちにさせてくれるような可愛らしい内装でした。メニューもオーガニックにこだわった、心と体を満たすナチュラル&ヘルシーなオールデイ・カフェ・ダイニングです。このお店のエッグベネディクトがとても好評です。私も一時期「いつかティファニーで朝食を」という漫画を読んでからエッグべネディクトを知り、食べてまわっていましたが、ここのエッグベネディクトはとても美味しかったです。サイドのサラダまで美味しくいただけます。
③ Blue Hawaii Lifestyle
またもや店名にlifestyleが続きます。どうやらハワイではLifestyleというワードが流行っているのでしょうか。(私もlifestyle を見直そうと思います)。ここはセレブからも愛されるハワイアン・オーガニックカフェ。店内はオシャレなガラスでできたグリーンルーム。波に乗れなくてもここでは誰もが波に乗れます。サーファー気分を味わいながら食べるアサイーボウルは絶品です!
最後にハワイの優雅な旅のお土産に一つ、オススメのお土産を紹介致します。
ハワイのお土産で人気なのは「ハワイアン・ホスト」のマカデミアナッツ・チョコ・マッチャ。私が住むニューヨークでも今、抹茶は大ブームです。抹茶はもはやグリーンティーとは言わないのです、「抹茶 (Matcha)」がそのまま通じます。常夏のワイキキでチョコレートを持ち歩いても溶けにくい。食べる人すべてをとろけさせる。抹茶好きにはたまらない。ということで大変お勧めです。ところでハワイアン・ホストの創始者は日系人だそうで、そんな歴史にもじーんときますね。
ハワイは心と体を癒す、魔法の島です。ぜひ皆様も今年の冬はホノルルで魔法にかかってみてください。きっと一生心に残るスペシャルな思い出となることでしょう。Me ka mahalo(大須賀 朱/IACEトラベル)