日本の短編映画祭

第12回NYジャパン・シネフェスト

3日と4日に開催

 「日本」をテーマにインディペンデント短編映画を米国で紹介する、第12回ニューヨーク・ジャパン・シネフェスト(NYJCF)が11月3日(金)と4日(土)にアジアソサエティー(パーク街725番地、70丁目)で開催される。主催はアジアソサエティとマークリエーション、協力・日本大使館広報文化センター、ショートショート・フィルムフェスティバル&アジア、あいち国際女性映画祭、ボストン日本映画祭、東京インディペンデント映画祭。

 3日のオープニングナイトにはワシントンDCの日本大使館広報文化センターがNYJCFとセレクトした「NYJCF×JICC」、4日は午後1時から提携する日本映画祭からの推薦作品を集めた「ジャパニーズ・フィルム・フェスティバル」、午後3時30分からは20分以上の長さの短編4本からなる「ロングストーリー・ショート」の3プログラムが上映される。3日はレセプション、4日は京都の書家、新見知史の書道パフォーマンスが午後3時から行われる。

 今回2回上映される短編ドキュメンタリー「守破離」(伊納達也監督)は、同映画祭の河野洋と古川康介がプロデュースしたNYJCFプロダクションの作品。NYJCFはニューヨークを拠点に活動する3人の日本人、鈴木やす(俳優・映画監督)、古川康介(映像作家)、河野洋(イベント・音楽プロデューサー、Mar Creation, Inc.代表)が2012年に設立。

 参加作品は、『晴れて成仏』 (2023年、 コメディ)、『ネッパ』(22年、ドラマ)、『守破離 』(23年、ドキュメンタリー)、『半透明なふたり』(22年、ドラマ)、『おしらさま』(23年、  アニメーション)、『今昔カラス』(22年、ミステリー)、『青と白 』(22年、ドキュメンタリー)、『スカビオサ』(22年、ドラマ)、『勝手に死ぬな』(23年、ドラマ)など。入場料は一般15ドル、 会員8ドル。チケット・上映作品の詳細はウェブサイトhttps://asiasociety.org/new-york/を参照する。

(写真)今回2回上映される短編ドキュメンタリー「守破離」(伊納達也監督)