女性映画人の視点

ジャパン・ソサエティー、20日まで上映の見所

文化庁と共催

 ジャパン・ソサエティー(JS)と文化庁(ACA)の共催で11日(金)から20日(日)まで、ACAシネマプロジェクトシリーズ「女性映画人の視点 Women Filmmakers from JAPAN CUTS and Beyond」がJS内劇場(東47丁目333番地)で上映される。

 ゲストは、11日(金)が『ウェディング・ハイ』の大九明子監督、18日(金)が『川っぺりムコリッタ』の荻上直子監督を招き、上映後のトーク・セッションとパーティーを開催する。クロージングには、今年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、カメラドール特別表彰を受けた早川千絵の『PLAN75』。そのほか、蜷川実花監督作『人間失格 太宰治と3人の女たち』、三島有紀子監督作『繕い裁つ人』、工藤梨穂監督作『裸足で鳴らしてみせろ』、中村真夕監督作『ワタシの中の彼女』、岨手由貴子監督作『グッド・ストライプス』など全17作品。女性の映画監督、脚本家、映像監督、プロデューサー等の作品に焦点を当て、近年の最新作を紹介するほか、クラシック作品、若手監督の作品も上映する。また、19日(土)には特別企画「Women in Film」と題したパネル・ディスカッションを実施する。

 入場料は一般15ドル、JS会員が10ドル。トークセッション&パーティー付き上映会は21ドル、JS会員 16ドル。チケット・詳細はウェブサイト www.japansociety.orgを参照。

(写真)Riverside Mukolitta  © 2021 ”Riverside Mukolitta” Film Partners