ジャパニーズ・フォークダンス・インスティチュート・オブ・ニューヨークは12日午後、ローワーイーストサイドにある公園コーリアーズ・フック・パークで地域のボランテイア団体の協力のもと、ファミリー向けの日本紹介イベント「ジャパン・ファンフェスト」を開催した。同イベントは8月22日に開催予定だったがハリケーンの影響で延期となっていた。当日は、日本文化や伝統芸能を伝えるお祭りで、民舞座の日本舞踊、太鼓マサラの太鼓演奏、サムライソードソウルによる殺陣パフォーマンスが披露されたほか、ブースでは折り紙、書道、けん玉、フェイスペインティング、着物の着付けなどを体験した。フィナーレには参加者全員で輪になって盆踊りを踊った。
主催した民舞座代表の鈴木百さんは「一番嬉しかったのは、NYには色々な人種がいる中で、日本に興味を持ち文化を受け入れてくれるからこうやって参加していただけたということ。そこが本当に嬉しかったことでした」と話していた。同団体は来年活動30周年を迎える。(植山慎太郎、写真も)