サーロー節子、核廃絶に捧げた人生

「ヒロシマへの誓い」

スカンジナビアハウス19日上映会

 2021年の核兵器禁止条約発効の原動力となったサーロー節子の人生をたどるドキュメンタリー映画「ヒロシマへの誓い(the VOW from HIROSHIMA)」の上映会が9月19日(月)午後7時から、スカンジナビアハウス(パーク街58番地/37丁目と38丁目の間)で開催される。サーロー節子は13歳のときに広島で被爆。奇跡的に生き残ったが家族と広島女子学院の同級生の多くを失った。以降、被爆体験を公に語ることで核兵器廃絶を訴えてきた。映画では被爆二世でニューヨーク在住の活動家、本作品のプロデューサーである竹内道との出会いと友情を通して、広島の廃墟から2017年のノーベル平和賞受賞までの波乱万丈の物語が語られる。

 監督は、エミー賞や全米監督協会賞を受賞したベテラン映像作家のスーザン・ストリックラー。上映後にはストリックラーと竹内道による質疑応答も予定。入場料は大人15ドル、シニア・学生12ドル。チケットの購入はwww.eventbrite.com/e/the-vow-from-hiroshima-nyc-screening-tickets-360837583927