NYアジア映画祭、日本から話題作続々

キングダム大将軍の帰還
山崎賢人がアワード受賞

 ニューヨーク・アジア映画財団とフィルム・アット・リンカーン・センター(FLC)は7月12日(金)から28日(日)まで、第23回ニューヨーク・アジアン映画祭(NYAFF)を開催する。会場は、FLC(西65丁目165番地)が12日から22日まで、SVAシアター(西23丁目333番地)が22日から28日まで、LOOKシネマズW57(西57丁目657番地)が13日から15日、18日から21日、23日から25日までの週末特別上映と一夜限りのプログラム。また韓国文化センター・ニューヨーク(東32丁目122番地)では13日〜27日にヒット映画の特別コラボレーション・プレゼンテーションが行われる。

 今年のNYAFFは、中国、韓国、日本、香港、台湾、タイ、インドネシア、モンゴル、マレーシア、フィリピン、ベトナムなどからの、世界初上映9作、インターナショナルプレミア12作、北米初上映38作、合計90作品以上が上映される。

 20日(土)午後12時30分からは、ベスト・フロム・ジ・イースト賞を受賞の人気若手俳優・山崎賢人が、キングダム・シリーズの最新作『キングダム 大将軍の帰還』上映会場に登場し、授賞式と質疑応答を行う。(写真上 ©Yasuhisa Hara:SHUEISHA ©2024 “KINGDOM” Film Partners)原泰久の同名人気漫画を実写映画化した大ヒット作「キングダム」シリーズの第4作。山崎賢人のほか、吉沢亮、長澤まさみ、大沢たかお、吉川晃司、小栗旬ほか豪華俳優が出演している。監督も引き続き佐藤信介が務め、原作者の原も1作目から通して脚本に参加している。日本では今月12日から全国公開。2024年製作、145分。

(写真左)©2024 “BABY ASSASSINS NICE DAYS” Film Partners

 そのほかの参加作品は次の通り。『市子』、『怨泊  Onpaku』、『陰陽師ゼロ(The Yin-Yang Master Zero)』、『カミノフデ〜怪獣たちのいる島(Brush of God)』、『カラオケ行こ!(Let’s Go Karaoke)』、『九十歳。何がめでたい(90years Old – So What?)』、『ゴールド・ボーイ』、『基盤斬り(Bushido)』、『青春18×2 君へと続く道(18×2 Beyond Youthful Days)』、『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(Babby Assassins: Nice Days)』、『オン・ア・ボート』、『Bottle George』。

 入場料は一般19ドル、学生・シニア17ドル、3作品以上の購入でディスカウントもある。チケット・スケジュールなどの詳細はウェブサイトhttps://www.nyaff.org/を参照する。