ジャパン・パフォーミング・アーツ・インク(JPA、濱田裕子代表)が17日夕、ガバナーズ・アイランドで西馬音内盆踊りと郡上踊りを披露した。同島でマンハッタンの摩天楼と自由の女神を一望できる屈指の場所「アウトルック・ヒル」でのパフォーマンスは2019年を初回に今回が2回目。NY州、NY市、国際交流基金、NY日本商工会議所の助成金を得ての参加で、ガバナーズ・アイランドが主催する「JPA Early Summer Festival」が開催されたもの。
当日は「日本三大盆踊り」(秋田県・西馬音内盆踊り、岐阜県・郡上おどり、徳島県・阿波おどり)のうち、日本重要無形文化財の西馬音内盆踊りと郡上おどりの2曲を披露し、阿波踊りは観客も参加して踊った。
代表の濱田さんは「コロナ禍の過去2年はJPAにとっても大変でした。多くのメンバーが帰国となり、踊り手不足でした。希望者を見つけて特訓した結果、10曲全てを踊れるまでに成長した」という。
「来年は3つの三大盆踊りを生演奏で披露して観客に楽しんでもらえるよう趣向を凝らして開催したい」と話す。
(写真)西馬音内盆踊りと郡上踊りを披露(17日夕、アウトルック・ヒルで)