【編集後記】
みなさん、こんにちは。今日は感謝祭です。HAPPY THANKS GIVING!
例年ですと明日のブラックフライデーからホリデーシーズン、歳末商戦の火蓋が切られるということになり、クリスマスまでの1か月余りで米国の小売り業は年間売り上げの3分の1を稼ぎ出すと言われています。今年はコロナのパンデミックとなり、店頭販売での売り上げは壊滅的打撃を受けていますが、一方でネット販売の売り上げがどこも好調な伸びを示しているそうでです。例えば、目覚まし時計一つ欲しいと思って、今、時計屋さんに行く人はいません。市内のワンダラーストアで8ドルも出せばとりあえずの機能のついたものは買えます。しかしamazonで検索するとありとあらゆる目覚まし時計が出てきていて、2日以内に配達してくれます。今年はコロナで食品の買い出しやレストランへの外食、必要備品の購入などどれもデリバリーに頼る年でした。ロジスティックス革命元年とでも言えるほど、物流のあり方が激変した年でした。リアルは小さくても肌身に感じる現実感と豊かさ、オンラインは共有する喜びと安全を確保するというそれぞれの特徴があります。どちらかに偏るのでではなく両足を交互に軸足にしてバランスをとって転ばないように走って行きたいものです。それでは、みなさんよい週末を。(「週刊NY生活」発行人兼CEO三浦良一)