週刊NY生活メールマガジン第699/2018年10月27日号(三浦)
みなさん、こんにちは。「富士フイルム・プリント・ライフ写真展」が17日から20日までの4日間、グランドセントラル駅構内バンダービルドホールで開催されました。
通常の写真展とは異なり、富士フイルムのウェブサイトを通じて全米から一般応募のあった1万3600点以上の作品をほぼすべて展示しました。富士フイルム・ノース・アメリカの杉山健社長は「写真には、撮る喜び、それを共有する楽しさ以外に写真を残し、飾り、そして贈るという価値がある」と語っていました。写真発祥の国、フランス駐在から北米統括として赴任した杉山社長ならではの思いがこの参加型写真展に込められているようでした。私も仕事柄、上手い下手は別としていやおうなしに現場で写真撮影をする機会が毎週のようにありますが、プリントをすることはもうほとんどなくて、紙にプリントされた写真は本当にある意味新鮮です。デジタルの一過性の、まちがったら無くなってしまうデータより、額縁にいれた写真は、ある意味、むしろ永遠です。いつも眺めていたい写真はプリントしてあるものです。プリント写真のすばらしさを再認識したイベントでした。今週号の2面で記事と動画で報じています。それではみなさん、よい週末を。(「週刊NY生活」発行人兼CEO三浦良一)