佐賀県が支援事業
参加の業者も手応え実感
佐賀県では、マーケットとして有望な米国市場における有田焼の販路開拓及び流通・販売の仕組みづくりを支援するため、佐賀県米国市場開拓推進事業(「∞ARITA(アリタ)」プロジェクト)を実施している。その取り組みの一環として3日から6日までジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンターで開催されたインテリア・ギフト商品の見本市「ニューヨーク・ナウ(NY Now)」に米国市場向けに新たに開発した有田焼を出展した。昨年2月、8月に続き3度目。
出展したのはアリタポーセリンラボ株式会社、有限会社伊万里陶芸、有限会社金照堂、株式会社貴好人、株式会社香蘭社、株式会社賞美堂本店、株式会社大慶、株式会社ラグジュリアス。
出展企業約2800社、4万5000人のバイヤーが来場した。
佐賀県産業労働部経営支援課の古賀浩一朗副課長は「今回で3回目となり回をますごとに認知度も高まっていると事業者も感じているようだ」と話す。
会場では、多くの来場者が有田焼の大きな看板のあるブースにたちより、香蘭社など伝統的な商品をはじめ、大慶のモダンなHACHIの器を興味深そうに手に取っていた。