シカゴでミネソタ州のセントポール・ミネアポリス行きのアメリカの飛行機に乗り換えた。ミシシッピ川沿いのこのふたつの街は隣接しているので、ツインシティーズ(双子の都市)と愛称で呼ばれることが多い。 五十代ほどのアメリカ人 […]
カテゴリー: BOOKS
怖い日本語 下重暁子 書評
違和感アルアル現代の日本語 下重暁子・著ワニブックスPLUS新書・刊 いま私は、この本をニューヨークで読んでいる。NYに暮らして40年、アメリカ生活は実に45年になる。なにしろ、アメリカに来た年が1980年なのだから、 […]
ダコタハウスの大晦日 ニューヨークの魔法
2000年のニュー・イヤーズ・イブ(大晦日)を、私は知り合いの夫婦の「ダコタ」のアパートで過ごした。ジョン・レノンがヨーコ・オノとともに住み、その前で撃たれた、最高級アパートだ。10人ほどのパーティだった。 1884 […]
岡田光世さんが講演会 12月14日オンラインで
本紙連載「ニューヨークの魔法」でお馴染みの作家・エッセイストの岡田光世さんによる「私のニューヨーク 半世紀を振り返って」と題した講演会(ウェビナー)が12月14日(土)日本時間の午後4時30分から6時まで開催される(米 […]
『別れのサンバ』 長谷川きよし・著、川井龍介監修
歌とギターが語る人生 長谷川きよし・著川井龍介監修・旬報社・刊 「今度また、新しい本を出すんだ」 「へえ、何の?」 「長谷川きよし」 「・・・渋いね」 「渋いよ」 そんな短い会話があった数か月後、マンハッタンのロックフ […]
ストックホルムを歩くかわいい奥さま ニューヨーク物語
(このエッセイは、前回(10月19日号)に掲載されたエッセイ「夫の追っかけ」の続きです) と、私たちの目の前に、制服姿のハンサムなパイロットが現れた。 席は取れたかい? そう声をかけながら、手に持っていたカップ […]
日系人強制収容の自伝絵本 ジョージ・タケイさん
ジョージ・タケイ・著 ランダムハウス・チルドレンズ・ブックス・刊 日系俳優で社会活動家のジョージ・タケイ氏の自伝的絵本が出版された。第二次世界大戦中の収容所での幼少期を描いた作品だ。1942年2月19日、フランクリン・ […]
ニューヨークホテル物語 BOOKS
ケニー・オクタニ・著 アメージング出版・刊 著者のケニー・オクタニさんこと奥谷啓介さんは、慶應義塾大学卒業後、ウエスティン・ホテルズに入社、1989年に日本を離れ、シンガポールとサイパンの系列ホテル勤務を経て1994年 […]
人間関係改善は自分に自信を!
松村亜里さんNY紀伊國屋で講演会 NY在住のポジティブ心理学者・松村亜里さんが『うまくいかない人間関係逆転の法則』出版記念トーク&サイン会を、11月1日午後、紀伊國屋書店NY本店で開催した。 松村さんは医学博士・臨床 […]
夫の追っかけ
ふと気づくと、ふたつ向こうの席の女性が、私を見つめている。 空港の搭乗口近くに充電用のスタンドを見つけ、その前にすわっていた。機内で執筆するために、ノートパソコンをフルに充電したかったが、電源はすべて使われていた。 […]
最上のおもてなし6 BOOKS
草土出版・発行 星雲社・発売 今回のテーマ「Japan Table」のもと、料理研究家、テーブルウエア・コーディネーター、食空間プランナーなど、専門家のスタイリング写真とプロフィールを紹介し、海外を拠点に活躍している先 […]
君はリンゴで世界を驚かせるだろう 書評
巨匠の名言で人生変える ARISA・著 飛鳥新社・刊 もし、歴史に名を残す世界の名だたるアートの巨匠たちが、あなたの目の前に現れて、彼らの日頃考えていることや、悩み、呟き、思いをそっと聞くことができたら、人生が変わって […]