本紙に見る2018 10大ニュース
2018年もまもなく終わる。来年5月には平成から新しい元号に変わる。時代の節目に本紙の記者やカメラマンが現場取材で書いた記事から10大ニュースを拾った。 …
みなさん、こんにちは。日本とトルコの友好をテーマにした「世界平和への訴えコンサート」が29日、今夜、カーネギーホールで開催されます。話は、いまから128年前にさかのぼります。1890年9月16日、和歌山県串本町沖で沈没したオスマン帝国(現トルコ)軍艦エルトゥールル号の乗組員69人が地元住民に救助された恩をトルコの国民は忘れておらず、およそ90年後、イラン・イラク戦争が勃発時、イランはホメイニ師によるイスラム原理主義革命でパーレビ体制が崩壊した直後で当時の米国は、イラクを支持して敵対。1985年3月、時の大統領フセインが48時間後上空を通過する航空機をすべて無差別に攻撃すると宣言しました。イランに駐留する外国人たちは脱出を目指してテヘラン空港に殺到。ところが各国が救援機をさし向けるなか、軍事行動のできない日本だけが動けず、救援機を出すことができなかったのです。イラン駐在の日本人には脱出する手段がなく、取り残されました。タイムリミットが迫るなか1機の旅客機が空港に着陸しました。絶望の淵から日本人を救うため、戦火をくぐって迎えに来たのはトルコの旅客機でした。パイロットたちの合言葉は「エルトゥールル号の恩を忘れるな」だったそうです。飛行機は攻撃75分前に離陸、在留邦人216人全員が無事に帰国することができたのです。この人間ドラマに感銘を受けた和歌山県海南市のガス製造販売会社社長でアマチュア音楽家の向山精二さん(72)がコンサートを開催します。向山さんは「道楽です」と笑う。歴史を手繰り寄せ友情を確かめる、すばらしい道楽ではないでしょうか。それではみなさん、よい週末を。(「週刊NY生活」発行人兼CEO三浦良一)
いきなり手前味噌で恐縮ですが、100回目を迎えるキャバレーショーは「夜のちょっとスタジオ〜ザ昭和歌謡〜」と題して懐かしの昭和歌謡をテーマに据えてみた。 …
米国出版界で最も権威があるとされる全米図書賞(ナショナル・ブック・アワード)が14日に発表され、翻訳作品部門賞に多和田葉子さん(58)の『献灯使』が選ばれた。 …
グランドセントラル駅の1階、西端にあるニューヨーク交通博物館(NY Transit Museum, Grand Central Gallery Annex & Store)では、鉄道模型のホリデー・トレイン・ショーを開催中。 …
マンハッタンの34丁目、メイシーズ百貨店前の広場で通行人の髪を手際よく路上でカットする男、森勇介さん。 …
年末商戦のスタートとなる感謝祭およびブラックフライデー週末の売り上げが過去最高を記録した。 …
ホリデーシーズンを前に、新店舗2軒がハーツデールにオープンした。1軒目は日本人夫婦が作るケーキの店、2軒目はハムの専門店。 …
乳がんを偶然に自分で見つけ、「アフォーダブル・ケア・アクト」(通称オバマケア)によって命拾いしたという原貴子さん。ニューヨーク州が運営するオバマケア日本語ナビゲーターとして活動している。 …