エコノミークラス快適に

ユナイテッド航空に新シート
プレミアムプラス発表
井川さん退任へ

  ユナイテッド航空(本社:シカゴ、最高経営責任者:オスカー・ムニョス)は3日、エコノミークラスのプレミアムシートとなる「ユナイテッド・プレミアムプラス」を発売した。

心臓移植募金 上原旺典君助けて

日本の国立生育医療センターに入院

「NYで手術を」 3億5000万円

 心臓の難病を患う上原旺典(おうすけ)君(3)がニューヨークで心臓移植手術を受けるため、両親の友人らが募金を呼びかけている。

帰国を決めた。

ヤズバンド  YAZ 高木靖之

 寒い夜、スタッテン・アイランド・フェリー乗り場にR&Bのサックスが響いていた。

編集後記 12月8日号

みなさん、こんにちは。2018年もまもなく終わります。来年5月には平成から新しい元号に変わります。今週号では、そんな時代の節目の年となった今年、本紙の記者やカメラマンがニューヨークで取材した記事から10大ニュースを拾ってみました。【1】レストラン日本 倉岡伸欣さん死去 NYの日本食文化を支えた半世紀=ニューヨークの老舗和食料理店、レストラン日本のオーナー経営者、倉岡伸欣(のぶよし)さんが1月13日午後2時48分、マンハッタンの病気療養先で心不全のため逝去。86歳でした。【2】平等と権利求めて女性大行進=トランプ政権誕生から1年を迎えた1月20日、ニューヨークでウィメンズマーチが開催。「投票に力を」をスローガンに20万人以上の人が集まり、集合場所となったコロンバスサークルはトランプ大統領の移民、LGBT、女性の権利に対する考えを批判するプラカードであふれました。【3】ニューヨーク市は昨年12月、米国市民の自由を守るために尽力した日系人のフレッド・コレマツ氏(1919〜2005)を讃え、氏の誕生日である1月30日を「市民の自由と憲法を遵守するフレッド・コレマツの日」として制定しました。【4】ニューヨーク在住の俳人、ぽぽなさんに第63回角川俳句賞=俳壇・歌壇の登竜門とされる第63回角川俳句賞・歌壇賞が1月23日、東京都内のパレスホテル東京で開かれ受賞しました。【5】トニー賞特別賞である「地域劇場賞」がイーストビレッジにある劇場「ラ・ママ実験劇場」に贈られたました。「ラ・ママ」は1961年にエレン・スチュワートさん(故人)が創設、国内外の前衛的な舞台芸術が数多く本劇場を通じて世に出されました。【6】5月23日ニュージャージー州フォートリーで慰安婦碑の除幕式が行われ、マーク・ソコリッチ区長は「この記念碑は、誰かを非難するものでもフォートリーの地域社会を分断するためのものではない。戦時中に犠牲を強いられた多くの女性たちの尊厳を守り称えるためのものであり、地元の高校生たちが自発的にこの慰安婦碑建設に貢献した英雄的行為を市長として大変誇りに思う」と200人ほど集まった韓国系米国人を前に演説しました。【7】マンハッタンのフラットアイアン地区で7月19日午前6時40分頃、地下に埋設された蒸気管(スチームパイプ)が爆発し、道路が陥没する事故が発生しました。23丁目の地下鉄駅が随分と長いこと使えませんでした。【8】おクジラさまふたつの正義の物語上映=ニューヨーク在住の映画監督・プロデューサー、佐々木芽生(めぐみ)さんが制作したドキュメンタリー映画「おクジラさま〜ふたつの正義の物語(A Whale of A Tale)」が8月17日、マンハッタンのクアドシネマで米国で初めて劇場公開されました。【9】USオープンで大坂が優勝し、表彰台で「(勝ってしまって)ごめんなさい」と言った大坂の言葉に賛否の意見が分かれました。【10】国連総会初日の9月21日朝、平和を祈念して、アントニオ・グテーレス国連事務総長が平和の鐘を突きました。鐘を突いたあと別所浩郎国連大使がグテーレス事務総長に「この鐘を寄贈した日本人のお嬢さんが来ています」と伝えると、事務総長は、高瀬聖子さんの方を見るや、つかつかと歩み寄って行き「よくいらっしゃいました」と握手の手を差しのべ、歓迎の言葉をかけました。今年もいろんなことがありました。来週号で年内のレギュラー号はお終いで、27日に新年号が出ます。それではみなさん、よい週末を。(「週刊NY生活」発行人兼CEO三浦良一)

家族で楽しむホリデーアトラクション

【ポーラーエクスプレス】
季節ごとにテーマを決めた観光鉄道を運行している「デラウェア・リバー・レイルロード・エクスカージョン」では、この時期は「ザ・ポーラー・エクスプレス」と題したイベントを行っている。電飾が施された列車に乗り込み、フィリップスバーグ駅を出発して1時間45分の鉄道の旅を楽しむ。
道中、同名の映画を観たり、ジャグリングや歌手のパフォーマンスもある。そして、サンタが各席を回り、子供たちとの撮影会なども楽しめる。駅の住所は、 99 Elizabeth St., Phillipsburg, NJ。本紙発行日以降の運行日は、12月7、9、14、15、16日。金曜は午後6時と8時。土曜は午後2時、4時、6時、8時。日曜は午後2時、4時、6時。料金は子供32ドル、大人42ドル。チケットは前売り制。購入は同鉄道のウェブサイトから。877trainride.com

【ダッチ・クリスマス】
独立戦争時にワシントン将軍の本隊が本陣として使用した史跡建造物「ザ・デイ・マンション」(199 Totowa Rd., Wayne NJ)では8日と9日の午前11時から午後5時まで、当時のオランダ移民によるホリデーシーズンを再現した「ダッチ・クリスマス」を開催する。ワシントン軍による砲術の実演、レース刺繍や敷物織りの実演をはじめ、18世紀の音楽のパフォーマンスも楽しむ。入場料は5ドル。ウェブサイトはdeymansion.org

【ラリタンバレー・プラネタリウム】
ラリタンバレー・コミュニティーカレッジ(118 Lamington Rd., Branchburg, NJ)が所有する、最新のデジタルシステムと100席の観客席を誇るプラネタリウムは毎土曜、一般公開されているが、12月15日と22日にはホリデーシーズン向けの特別プログラム「エイリアン・フー・ストール・クリスマス」「ウィンター・ワンダー・ライツ」「ミステリー・アット・ザ・ノース・ポール」を上映する。料金は1プログラム10ドル、同日に2つ目のプログラムも見る場合は2つ目は20%引きとなる。
上映時間(それぞれ約40分間)はウェブサイトを参照。raritanval.edu

【スピリット・クルーズ「大晦日花火とディナークルーズ」】
NY湾の観光クルーズでお馴染みのスピリット・クルーズは、大晦日12月31日、新年カウントダウンと花火大会を船上で堪能するディナークルーズを運航する。ビュッフェ形式のディナーやオープンバーを楽しんだあとは、DJが盛り上げてダンスパーティーなども行われる。そしてカウントダウンと共に、自由の女神のバックに上がる感動的な花火大会を楽しめる。乗船時間は午後9時、ハドソン川沿いのLincoln Harborで。クルーズは、午後10時から元旦の午前1時まで。料金1人269ドル90セントから。ウェブサイトは、spiritcruises.com