体幹トレーニングで美しくなる

美コア考案者
スポーツトレーナー

山口 絵里加さん

 スポーツトレーナーの山口絵里加さんが考案した体幹エクササイズ「美コア」の体験会が今月、ニューヨークのイーストビレッジにあるダンススタジオで開催された。一般を対象にした10日は50人以上の申し込みがあり、キャンセル待ちも出るほどの人気で、多くのニューヨーカーが日本で考案された「美コア」を初体験した。
 山口さんは、1988年佐賀県生まれ。株式会社ライフストリームジャパン取締役、一般社団法人日本コアボディデザイン協会代表理事を務める。東京都内で開催するクラスに数多くの受講生を持ち、多くのモデルやアスリートから支持されており、その多忙な生活をテレビや雑誌に取り上げられることも多い。
 美コアはヨガやピラティスなどの動きと呼吸法を取り入れ、筋肉を大きくせずに細く引き締めて美しい身体のラインを整えるとともに、女性の身体に必要な体温上昇と代謝アップを促すメソッド。身体の芯から直すという意味も込めて「美コア、体幹トレーニング」と命名した。
 高校卒業後、スポーツ専門学校へ通いながら福岡ダイエーホークスのトレーナーだった突田尚男氏に弟子入りしてプロスポーツ選手のケアを直に学んだことがこの世界に入る大きなきっかけとなった。しかし自分はスポーツ選手よりも、働いている女性たち、OLたち向けのフィットネスに進みたいと強く思い、単身上京してカリスマトレーナーたちのレッスンを受けてリサーチ。自身のトレーニングを週に2回ユーチューブに上げてアピールしたのがマスコミの目に止まった。2004年に体温上昇と代謝アップを促す独自のメソッド「美コア」を考案した。現在東京都内だけで1か月に1万3000人以上が受講する人気プログラムに成長した。日本全国、海外各地でレッスンを展開中だ。 (三浦良一記者)

関連記事:美コア体験会NYで開催

その8:そうだ!この冬はサンタフェに行こう!

魅惑のアメリカ旧国道「ルート66」をフォーカス

 ルート66ファンの皆さん、こんにちは! 1年も早いものでもう11月ですね! 季節の変わり目、皆さんはお元気でお過ごしでしょうか。この歳になると本当に1年が過ぎるのはあっという間です。極端な言い方をすれば半年の感覚(間隔?)もない程スピーディーに時は刻まれますよね。なぜ子供の頃はあんなに1年が長かったのだろう? 毎年この時期に思い出す自問自答です(笑)。毎月冒頭は天気の話で恐縮ですが、11月になってやっと気温も落ち着き、晴れの日が多くなった東京です。長くカリフォルア州で過ごした筆者としては、四季に対して身体の準備が出来ておらず、東京に住んで2年半ぐらいになりますが、まだ慣れません。とはいえ。紅葉シーズンは年々遅くなっていますし、桜は早めに咲くようになりました。四季という概念が少しずつかわりつつあるのかもしれません。
 さて、今月の魅惑の旧街道を行くシリーズのシーズン③ 第8話は、このシリーズで何度も名前が出てきますが、筆者の「故郷」でもあるニューメキシコ州サンタフェについて、これからのクリスマスシーズン、または年末年始の小旅行等にタイムリーなトラベルネタをお届けしたいと思います。なお、ルート66とサンタフェの関わりについてはシーズン③ 第3話、グリーンチリにまつわるお話で触れています。今月は割愛しますので、是非「週刊NY生活デジタル版」の過去記事でご検索ください。
 もはや皆さんもよくご存知の通り、サンタフェはニューメキシコ州北部に位置する同州の州都であり、人口は約7万人と言われています。アメリカ合衆国建国より遥か前の1607年に創設された長い歴史を持つ都市で、合衆国に現存する都市としてはフロリダ州のセントオーガスティン(1565年創設)に次いで古いのですよ。「魅惑の州」とも異名をとるニューメキシコ州の中で、「アメリカの宝石」と呼ばれるサンタフェは歴史的な街並みや建築物を数多く残し、独特の芸術、食文化を持つ観光都市として栄えています。そんななか、ニューメキシコと聞くと「砂漠」を想像する方も多いと思います。もちろん州全体としては決して間違った認識ではないのですが、ことサンタフェに関して言えばその立地から、どちらかと言えばロッキー山脈の南端、という方がしっくり来ます。夏場の気温は30度越えも珍しくない反面、冬は基本マイナスの中での生活を余儀なくされ、摂氏0度もあれば「結構暖かい」と感じるのが現実的なところです。 
 つまり…そうです、サンタフェはスキーリゾートとしても隠れた名所なのです! 気合の入ったスキーヤーの皆さんには珍しくない場所ですが、この事実を結構知らない人が多いようで。この辺りでスキーと言えば、Vailや Beaver Creekに代表されるコロラド州がトップ人気ですが、何せ高い! もっと安価に充分楽しめるところがサンタフェなのです。
 サンタフェの街より車で30分も走ればそこは銀世界。ご家族旅行にぴったりですね。また、このエリアには「萬波」とホームページで書かれている「Ten Thousand Waves」というスパ&温泉があるのも魅力。日本の温泉文化に大きく影響を受けたイタリア移民マウロ一族が1981年から始めたこのビジネスは毎年口コミで人気が広がり、96年にはNYタイムズ紙で記事になったぐらいです。温泉はもちろん、マッサージサービスや居酒屋をモチーフとしたレストラン、宿泊用客室まで、まさにちょっとしたリゾート気分を味わうこともできるのですよ! 是非ホームページをチェックしてみてください。
 このようにサンタフェでは観光が街の経済を支えている重要な産業であるため、街を挙げてイベントの誘致や治安対策の強化等に務め、通年を通して多くの観光客を惹きつけていますが、観光の中心となっているのはやはりダウンタウンの歴史地区、特に総督邸に隣接する「プラザ」と呼ばれる公園周辺です。この地域には人気レストランが数多く立ち並び、有名シェフの料理を目当てに訪れる観光客も多いです。筆者のおススメを挙げれば、プラザ周辺にはShed、Tomasita’s、そして大人気の Caf�Pasqualなどの伝統的なニューメキシコ料理レストラン、ちょっとお洒落してお出かけするにピッタリなContemporary Global Cuisineと呼ばれる、Compound Restaurant、Geronimo、Coyote Cafe、そしてFuegoなどでしょうか。
 また、ダウンタウンの南には、博物館・美術館が集中するミュージアム・ヒルや、アートギャラリーがこれでもかっ! と建並ぶキャニオン・ロードも観光の目玉となっています。サンタフェ観光のベストシーズンは9月中旬と良く言われますが、冬は異なる意味で最高です。クリスマス・シーズンには街がFarolitosと呼ばれる特有の紙製の灯籠で飾られ、特にキャニオン・ロードでクリスマス・イヴに催されるファロリート・ウォーク(Farolito Walk)は一生に一度は経験すべきものではないでしょうか。
 さらにサンタフェから日帰りで行ける近郊の名所として北へ約110キロ、ユネスコの世界遺産である「タオス・プエブロ」や、カジノで遊びたい方には郊外にバッファロー・サンダー・カジノリゾート(ヒルトン系)もありますよ。
(後藤 敏之/ルート66協会ジャパン・代表、写真も)

19世紀の日本カクテルで表現するバー開店

 19世紀の日本からインスピレーションを受けた新しいカクテルバー「NR」がこのほど、アッパーイーストサイドにオープンした。
 同店では、ウエストハーレムにある「ROKC」のオーナーであるバーテンダーの椛島繁史(かばしま・しげふみ)さんが経営する2店目で、シソ、ダイコン、ミソ、ユズなどを加えた和風カクテル(14〜17ドル)などを提供。フードメニューには唐揚、肉まん、野菜ラーメンなどを揃える。明治時代の港町に数多くあったレストランを現代風にツイスト、西側諸国に「開国」した当時の日本のように、西洋と東洋が出会う場をイメージしている。
 若者がアルコールを飲まなくなっている昨今、ニューヨークではカクテルは根強い人気がある。なかでも焼酎を使ったカクテルが評判だという。

NR
339 E75th St.
New York, NY 11208
(bet. 1st & 2nd Aves.)
日〜木曜 17:00〜0:00
金・土曜17:00〜1:00
www.nr-nyc.com

コカリナ、カーネギーに響く

 コカリナの第一人者・創始者の黒坂黒太郎率いる日本コカリナ・アンサンブルが10日、カーネギーホールで再びコンサートを行った。2年ぶり2度目。今回は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの新国立競技場建設のために伐採された木々をコカリナとしてよみがえらせ、復活の息吹を50人を超えるアンサンブルで演奏した。
 特別ゲストとして、ハーレム・ジャパニーズ・ゴスペル・クワイヤーを始め、2つのゴスペル合唱団が参加した。迫力満載のアカペラ、ゴスペルの有名曲のメドレーなどに加え、ゴスペルとコカリナの共演も。テーマは「平和と子供たち」。シンガーの矢口周美(やぐち・かねみ)、コネティカット州グリニッチのニューヨーク日本人学校の小学生児童たちも出演=写真=。さくら国際高等学校ダンス部は、東日本大震災の津波で生き残った「奇跡の一本松」から作られた布を掲げて舞い、世界の子供が平和に生きていけることをアピールした。被爆二世の山田みどりさんが核兵器廃絶を舞台から呼びかけた。

イーストビレ ッジで酒祭り 日本から蔵元

 ローアー・マンハッタンのスワード公園で毎週土曜日に開かれている「ヘスターストリート・フェア」で2日、日本酒の蔵元も参加した「酒祭り」が開かれた。日本から駆けつけたのは岩手県の南部美人・久慈雄三さんと奈良県の今西酒造・今西将之さん。このストリート・フェアで日本酒が振舞われたのは今回初めて。日本の燗酒(かんざけ)文化も広めようとこの日は燗酒も提供され、燗酒のブースに長い列ができていた。
 久慈さんは「燗酒を飲むために長い列ができるなんて、日本では見られない光景、本当にうれしい」。今西さんは「ニューヨークは酒に対する文化レベル、味覚レベルが高い」と話した。日本では、さすがに、これはないだろうというスライスしたトリフを入れた、「トリフ燗酒」もサービスされ、来場者の人気を呼んでいた。フェアにはブルックリンで酒を作っているブルックリン・クラも参加、またレストラン「居酒屋」のオリジナル・ブランド酒「Sake for relaxing day」も振舞われた。
 フェアを企画した「居酒屋」のオーナー金山雄大さんは「今までビールは出していたが、日本酒を出すのは今回が始めて、このフェアは春から秋にかけて行っているが、来年も日本酒を出して定番にしたい」と話した。(石黒かおる、写真も)

JASSI 敬老しゃぶしゃぶに舌鼓

招待客を前に挨拶する八木さん(左)と望月さん

 イーストビレッジのレストラン「しゃぶ辰」で12日昼、日米ソーシャルサービス(JASSI)敬老しゃぶしゃぶランチが開かれた。同レストランを経営するTICグループの社長、八木秀峰ボン氏が25年前から毎年開催している恒例行事。  
 JASSIの望月良子理事長が八木社長に感謝の言葉を述べた後、同社長は、これからも高齢者を敬いながら次世代の日本人コミュニティーの人々が健康で健やかに過ごせるようサポートしていきたい」と挨拶。同ランチを始めた動機を「母親から、自分の行く道はよい先輩を見つけて(学び)、若いものを指導し、年寄りには親切にと、教わりました」と語った。
 八木さんは現在米国で16店舗を経営、日本食文化の拡大に貢献してきたことを日本政府から認められ、今年の秋の叙勲で旭日双光章を受章している。JASSIは1981年創立された高齢者福祉サービスを主体とした非営利団体。ホットライン・プログラム、シニアプログラム、ケアギバー・サポート、コミニュニティー・アウトリーチなど、さまざまな相談を年齢にかかわらず受けている。

日系社会の恩人、故・青木博さんを偲ぶ

 日米ソーシャルサービス(JASSI)の前理事長で昨年12月に亡くなった青木博さんの92歳の誕生日となる8日夕、日本クラブで同理事長の人生を称えるイベントが開かれ、ニューヨーク総領事の山野内勘二大使を始めとする70人余りの友人や知人が集まった。
 JASSI創設者のミドリ・レダラーさんと夫のピーターさんが不況や日系企業が縮小していくなか休眠させようという意見が出た時に「休眠したら起きなくなる可能性が高い。ファンドレージングを続けよう」と復活させたのが青木さんだったと現理事長の望月良子さんは語る。
 妻の青木寿子(としこ)さん(88)は「本当に大勢の人に来ていただいて嬉しい」と話した。同会ではニューヨーク大学教授の長女、千恵さんや友人の会計士、星野浩一さん、NY日商専務理事の佐藤元広さんらが生前の青木さんを偲んでスピーチした。

ぼくめいた 10

短期集中新連載えほん

作・絵 三浦良一

 ぼくは、みんなに言ったんだ。「ボクたちは一生懸命仕事してるじゃないか。雨がどしゃぶりに降ってきても、彼女たちがレストランで楽しくおしゃべりしてる間も、目が回るほど暑い日も、車が誰にも盗まれないよう毎日じーっと番をしてあげているんだ。そうだろ?なのに古いってだけで取り替えられちゃうなんてまっぴらごめんだよ!」

(次号につづく)


That’s when I said to everyone:
“Aren’t we all doing our best?
Even in the pouring rain,
Even when they’re inside the restaurants talking and having a good time,
We keep our eyes on their cars, and watch them carefully to prevent them from being stolen, right?
But they’re saying we can be replaced, just because we’re old…
We shouldn’t feel sorry for that!”

(to be continued)

オリンピックのマイナー競技を知る

あさのあつこ・著
中央公論新社・刊

 作者は1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業後、小学校講師を経て、91年に作家デビュー。「バッテリー」で野間児童文芸賞、「バッテリーⅡ」で日本児童文学者協会賞、「バッテリー」シリーズ全6巻で小学館児童出版文化賞を受賞。また2011年、「たまゆら」で島清恋愛文学賞を受賞した。「闇医者おゑん秘録帖」「NO.6」「The MANZAI」「ランナー」「Team・HK」「さいとう市立さいとう高校野球部」など多数の人気シリーズを持っている。
 あなたは「ライフル射撃」をご存知だろうか。2020年東京オリンピックの競技種目だが、他の種目に比べて人気も認知度も低いのが本種目だろう。本書はそんなマイナースポーツ、ライフル射撃の部活動に励む女子高校生たちの青春を描いた小説だ。読後にライフル射撃が気になって、動画投稿サイト「YouTube」で動画検索してしまうこと必至である。
 主人公の結城沙耶は、中学2年生で出場した全日本中学陸上広島県大会100メートルハードル女子決勝で転倒し、陸上部を退部した。目標がなくなりなんとなく日々を過ごしていたが、親友の松前花奈に誘われ、広島の超進学校・大明学園高校へ進学し、射撃部に入部する。初めて構えるビームライフルの重さに驚き、個性豊かな先輩たちに励まされ、監督の指導を受けつつ、未知の競技に戸惑いながらも花奈とともに練習に励む。
 青春スポーツ小説に分類されるのだが、主人公・沙耶の心境やビームライフルとターゲットと向き合う選手の精神的な面がより丁寧に描かれており、青春よりもスポーツ色が強いように感じた。タイトルにある通りアスリート達に焦点を当て、記録への焦燥、試合中に感じる緊張感や高揚感、そして研ぎ澄まされた感覚の描写は、まるで自分自身もその場にいるように錯覚してしまう。
 また、主人公と親友や先輩たちとの人間関係の模様は誰もが1度は経験したことがあるような「青春」だ。1年生から頭角を表した主人公に周囲は驚き、そしてさまざまな感情が渦巻く。それぞれがライフル射撃を好きで、真剣に向き合い葛藤しているからこそ、より複雑な気持ちを抱いてしまう。主人公目線でも読めるが、周囲にも共感できるところが面白い。
 本書の帯には女子レスリング選手としての活躍で国民栄誉賞を受賞した吉田沙保里さんからのメッセージも書かれている。 
 タイトルと帯から、スポ根小説で、主人公と部員達が紆余曲折しながらも障害を乗り越えて友情を築き、最後には一丸となって大会優勝を目指すような内容を想像していたが、いい意味で裏切られる。ライフル射撃に興味のある人はもちろんのこと、青春時代の人間関係や心の機微が細やかに表現されているので、登場人物たちに没入したい人に読んで欲しい1冊。
 オリンピック種目のマイナー競技に魅入られた女子高生たちの喜怒哀楽に共感できる、東京オリンピックが始まる前に必読の青春スポーツ小説だ。(西口あや)

友情と情熱で挑んだ夢 Ford vs Ferrari

PHOTO : Merrick Morton /Twentieth Century Fox Film Corporation

 フェラーリなど欧州勢が独占していたル・マン24時間レースで世界一を目指し挑戦状をたたきつけた1960年代のフォードの躍進劇。車の世界三大レースといえばモナコグランプリ、インディ500、ル・マン24時間レースだが、なかでもル・マンは昼夜を通して走り続ける過酷レース。フォードのレース参入のきっかけ、勝利に到達するまでのエンジニアとレーサーの努力と苦悩そしてアドレナリン全開のレースシーンなど中身がぎっしり詰まった実話ドラマだ。
 レース参戦の主役となるチームのリーダー、キャロル・シェルビーにマット・デイモン、シェルビーと二人三脚で開発に取り組んだエンジニアでレーシングドライバーのケン・マイルズにクリスチャン・ベール。監督は「Walk the Line」(ウォーク・ザ・ライン/君につづく道)のジェームス・マンゴールド。
 大衆車フォードのル・マン挑戦はフェラーリ買収に失敗しメンツをつぶされたフォード2世のリベンジ?だった。1963年、経営難に陥ったフェラーリがフィアットの交渉条件を有利にするためにフォードを利用したと知ったフォード2世は金に糸目はつけないとレーシング・マシンの開発を指示。59年のル・マンで優勝したアメリカ人エンジニア/レーサー、キャロル・シェルビーに白羽の矢が立った。シェルビーはUSACロードレーシング・チャンピオンシップなどで優勝しているレーサーで高技術を備えたイギリス人メカニック・エンジニアのマイルズをパートナーに引き入れた。
 しかしル・マンで連勝し続けるフェラーリを打ち負かすほどの車がすぐに作れるわけがない。速度、重量、耐久を高めるための試行錯誤、フォード社幹部の理不尽な介入など長く険しい道のりは延々と続く。奇跡を起こそうという夢に向かってシェルビーとマイルズがフォードGT40開発に注いだエネルギーと情熱そして彼らの友情と絆がこの物語の本流だ。ベールの演技はオスカー級。2時間32分。PG-13。
     (明)

https://www.foxmovies.com/movies/ford-v-ferrari#featured-videos


■上映館■
Regal E-Walk Stadium 13 & RPX
247 W. 42nd St.
AMC Empire 25
234 West 42nd St.
AMC Loews 34th Street 14
312 W. 34th St.

【今週の紙面の主なニュース】
(2019年11月9日号)

(1)ジョーカーの階段人気    1面

(2)元宝塚 和央ようか熱唱 4面

(3)森脇さん、八木さん叙勲 4面

(4)NYシティマラソン   5面

(5)GOGOカレー成功の秘訣  7面

(6)米大統領選の行方   7面

(7)NYウーマン谷口綾香  15面

(8)ドキュメンタリー映画祭  22面

(9)映画 Terminator     22面

(10)絵本 ぼくめいた 9      10面

米大統領選挙の行方 津山さん18日に講演会

 JAAビジネスウーマンの会は18日(月)午後7時から、NY日系人会館(西45丁目49番地11階)で国際ジャーナリストの津山恵子さんを迎えた講演会を開催する。今回は「そして気になる、アメリカ大統領選挙の行方を考える」と題し、代々の大統領選挙において現地に足を運んで取材を続ける津山さんが、わかりにくい世界情勢を紐解きながら大統領選挙の行方を分析し、参加者と意見を交換sる。講演後は著書販売・サイン会、交流会もある。
 参加費は一般30ドル、JAA会員25ドル、学生20ドル(軽食込み)。問い合わせ・申し込みは16日(土)までにEメールinfo@jwb-ny.orgまで。