アンネ・フランク展NYで

隠れ家を原寸大で再現今月27日から開催

アムステルダムから届くコレクション100点を展示

 「アンネ・フランク展」が1月27日(月)から、センター・フォー・ザ・ジューイッシュ・ヒストリー(西16丁目15番地)で開催される。第2次世界大戦中のユダヤ人迫害の数百万人にわたる被害者の一人で、世界で最も翻訳されている本の一つ『アンネの日記』を書いたことで知られる少女の短い人生を振り返る。フランクフルトでの幼少期からアムステルダムへの移住、1944年の逮捕と強制収容所への送還など、その背景に触れる。

(写真右:アンネ・フランク)

 同展ではアムステルダムのアンネ・フランク・ハウスから集められた100点以上のコレクションが展示されるほか、アンネと両親、妹、ほか4人のユダヤ人がナチスから逃れるために2年間潜伏していた隠れ家を、アムステルダム以外で初めて原寸大で再現する。被害者としてではなく、ひとりの少女として、作家として、そして回復力と強さの象徴として、アンネの人生を学ぶ機会を提供する。

 入場料は一般21ドルから、17歳以下は16ドルから。土曜休館。チケット・詳細はウェブサイトhttps://www.annefrankexhibit.orgを参照する。