NYに抹茶ブーム、お茶文化広める
イーストビレッジにある日本茶屋「茶菴」が今年開店20周年となるのを記念し23日祝賀レセプションを開催した。同店オーナーの八木共子さんは「20年前に創業した当時は、日本食レストランでただで飲めるお茶になぜお金を払うのかと帰ってしまう人が多かったが、従業員のおもてなしの心と和のスイーツ、ここまでブームとなると当時は思わなかった抹茶人気で今日を迎えることができました。これからも産地の人を応援し、お茶文化を広めていきたい」と挨拶した。
夫のボンさんは「TICは日本食のいろいろなカードを持っています。これからも日本酒、日本食、お茶を皆さんと一緒に広めて参ります」と挨拶した。
茶室「棲霞堂」も刷新
茶菴の誇りでもある茶室「棲霞堂」も20年ぶりに手直しをして茶室でのおもてなしも始まる。裏千家の茶名、八木宗共を持つ八木共子さんは、2024年、ミセスSake Japanにも選ばれ、「これからもニューヨークで新たなる日本文化、日本食文化を広める事や夢を持ってチャレンジする若い人達のサポートをしていきたい」と語っていた。
(写真)乾杯する八木共子さん(左)と夫のTIC八木ボン社長