グランドセントラル駅に新たな仏料理店

 グランドセントラル駅にまた一つ飲食の新名所がオープンした。バンダービルトホールに1万6000平方フィートの延床面積を持つフレンチレストラン「グランド・ブラッセリー」だ。ロックウェルグループが設計し、米空港ターミナルに350店舗を構える飲食店帝国OTGを築いたリック・ブラッドスタイル氏が新会社で経営する。

 メニューにあるオニオンスープ(18ドル)は、玉ねぎの甘さがチーズとコクのある熱いスープのなかでじんわりと広がる。「ロシアンティールームのオニオンスープ(28ドル)に負けないね」と言うと「近づきたいと思います」と謙虚なウエイター氏。負けず劣らずの美味しさだ。バーも素敵で、地階のオイスターバーや中二階のチプリアーニ、知る人ぞ知る駅3階の隠れ家バー、キャンベルアパートメントの強力なライバル出現だ。 (写真・三浦良一)

GRAND 

BRASSERIE

at Grand Central Terminal

7days open

5:30am – 2am