E-Zパスのカープール割引は存続決定
ニューヨーク・ニュージャージー港湾局は5日(日)、約4年ぶりに同局が管轄しているニュージャージー州とニューヨーク市を結ぶ全ての橋とトンネルの通行料金を値上げした。対象となったのは、ジョージワシントン橋、リンカーントンネル、ホーランドトンネル、ベイヨン橋、ゴーサル橋、アウターブリッジクロッシングの6つで、一般車両の現金での通行料は1ドル上がって16ドルになった。EZパス利用者の割引料金も、オフピーク時間帯は11ドル75セント、ピーク時間帯は13ドル75セントに、それぞれ1ドル25セント値上がりした。
なお、これらの橋とトンネルでEZパスを利用し3人以上が乗車する一般車両に対する優遇措置である「カープール特別割引プラン」に関して、昨年12月頭に利用者に対してEメールなどで「同プランは1月5日をもって廃止する」と通達があったものの、直後に大勢の利用者から抗議が殺到し議論が起きていた。結局、1月2日にまた利用者には「 近い将来の料金所の無人化に向けての準備は継続するものの、『1月5日に同プランは廃止する』とした決定は白紙撤回し、当面同プランは存続させる」との通達が行われた。但し、今回の通行料値上げ
は同プランにも反映し、1ドル25セント上がって7ドル75セントとなった。 また、翌6日(月)には、ニュージャージー州とペンシルベニア州を結ぶペンシルベニアターンパイクなどの料金も値上がりした。