イエール大学で高校生おにぎり作り体験
イエール大学(コネチカット州ニューヘイブン市)で12月18日夕、同大学が主催するワールド・クラス・プログラムの日本語クラスがホリデーイベントの一環として「おにぎり作り体験」を行った。
プログラムでは、公立校ではあまり教わる事の少ない外国語(日本語をはじめ、韓国語、イタリア語、ポルトガル語、ドイツ語、アラビア語、ロシア語、ASL)を習得できる授業をニューヘイブン市内や近郊から通う高校生を対象に提供している。
このプログラムは1990年から始まり、なかでも日本語クラスは高校生たちに毎年人気の言語だ。今年度は10人のさまざまなバックグラウンドを持つ日本語学習初級レベルの高校生たちが放課後の授業に参加して、基礎的な挨拶や文法をはじめ、ひらがな、カタカナや漢字、あらゆる日本文化などについて学習している。
ニューヘイブン公立高校に通う生徒たちはプログラムを終了すると、高校での外国語クラスの単位を取得できる。今回は、ホリデーイベントとして日本のソウルフードである「おにぎり作り」を体験、日本食文化を味わって学習した。初めておにぎりを食べる生徒らは、熱いご飯を三角形に握るのに苦戦しながら、「うめぼし」「しお」「ごはん」などの語彙を学習し異文化体験を楽しんだ。