日米相互理解に貢献
令和3年(2021年)秋の叙勲において、旭日大綬章を受章したキャロライン・ブーヴィエ・ケネディ元駐日アメリカ合衆国大使への叙勲伝達式が8日夕、ニューヨーク総領事・大使公邸で行われ、山野内勘二大使から勲章と賞状が手渡された。(写真:叙勲の喜びを語るケネディ元駐日米国大使(8日、写真提供・NY日本総領事館))
ケネディ大使は、平成25年11月に史上初の女性駐日米国大使として赴任し、約3年間の在任期間中に多くの歴史的要人往来を成功させたほか、35都道府県を訪問して市民との交流を行うなど、日本国民の幅広い層との関係を積極的に構築し、日米両国の友好親善や相互理解の増進に大きく貢献した。在任期間中、ケネディさんは、東日本大震災被災地の復興支援、日米安全保障体制強化及び在日米軍再編問題への取組、オバマ大統領による広島訪問・安倍総理による真珠湾訪問、女性活躍の促進等の活動に尽力し、駐日大使離任後も日米間の文化交流促進の活動を続けている。