NYタイムズ紙英王室と比較報道
日本の皇室の文仁親王(秋篠宮さま)が、長女眞子さま(29)の大学時代のボーイフレンドとの結婚を「認める」と述べたニュースは、1日付ニューヨークタイムズも「日本のプリンセス、おとぎ話の結婚はまだ先」と写真入りで大きく報じた=写真=。
それによると眞子さまは当初、皇族の一員ではない小室圭さん(29)と2017年に婚約を発表、翌年結婚する予定だったが、小室さんをめぐって、小室さんの母親が元婚約者の男性から3万6000ドルを借りていて返済を求められている金銭問題が持ち上がった。皇室側は、結婚が延びていることとは無関係だとしてきたが、秋篠宮さまはあらためて、まず金銭問題への対応が必要だと述べられていると報じた。
秋篠宮さまは、「多くの人が納得し喜んでくれる状況の前提として、今までもあった問題をクリアするために相応の対応をする必要があると申しました」と述べた。また、「あくまで私の主観になりますけれども、感じとしては決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないというふうに思っています」とも話した。
眞子さまと小室さんがいつ結婚式を開くかは不明。秋篠宮さまと紀子さまの娘である眞子さまは、小室さんとの結婚によって皇籍を失うことになり、同紙は英国のハリー王子とメーガンさんの結婚を引き合いに出して、ロイヤルファミリーの一員ではなくなったことを紹介、皇室と一般人との結婚を比較した。
国内メディアによると、眞子さまは先月、予定通りに結婚することへの強い決意を表明し、父親の秋篠宮さまも、結婚を支持した格好だ。「本人たちが本当にそういう気持ちであれば、親としてはそれを尊重するべきものだというふうに考えています」と述べたと伝えた。小室さんはニューヨーク市のフォーダム大学に留学中であることも記載している。