日米ソーシャルサービス(JASSI)の前理事長で昨年12月に亡くなった青木博さんの92歳の誕生日となる8日夕、日本クラブで同理事長の人生を称えるイベントが開かれ、ニューヨーク総領事の山野内勘二大使を始めとする70人余りの友人や知人が集まった。
JASSI創設者のミドリ・レダラーさんと夫のピーターさんが不況や日系企業が縮小していくなか休眠させようという意見が出た時に「休眠したら起きなくなる可能性が高い。ファンドレージングを続けよう」と復活させたのが青木さんだったと現理事長の望月良子さんは語る。
妻の青木寿子(としこ)さん(88)は「本当に大勢の人に来ていただいて嬉しい」と話した。同会ではニューヨーク大学教授の長女、千恵さんや友人の会計士、星野浩一さん、NY日商専務理事の佐藤元広さんらが生前の青木さんを偲んでスピーチした。