来年３月24日から施行
ニューヨーク日本総領事館は、来春からスタートする新様式の旅券（パスポート）の導入についての留意事項を発表した。
２０２５年３月24日から導入される「２０２５年旅券」は偽変造対策を強化するため、人定事項ページにプラスチック基材を用いたもので、同日以降すべての旅券は日本の国立印刷局において集中作成される。これに伴い、旅券の申請から交付までにかかる所要日数は大幅な増加が見込まれている（申請から交付まで通常３〜４週間程度）。そのため、現在所持する旅券の有効期間をいまいちど確認し、早めの切替申請を検討するよう推奨している。残存有効期間が１年未満の場合に切替申請が可能。
具体的な交付日については、申請時に交付予定時期の目途が伝えられ、交付準備が整った段階で再度連絡される（窓口での書面申請の場合は申請時に記載したＥメールや電話での連絡、ＯＲＲネットでのオンライン申請の場合は登録されたメールアドレスに送信される）。
また、これまで実施してきた遠隔地に在住する邦人からの郵送による仮申請サービスも終了となる。遠隔地在住者については、特段の事情がなければ、来館が交付時の１回のみで手続きができるオンライン申請の利用を検討するよう呼びかけている。
なお、来年３月24日以降の領事出張サービスにおける旅券の取り扱いについては、ＮＹ総領事館ホームページ（ http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/html/ ）で改めて案内するとしているが「申請から交付までの期間を考慮し、十分な時間をもってオンライン申請すれば、これまでと同様に領事出張サービス時に旅券を交付することも可能」としている。
電子申請の利用方法はウェブサイトhttps://www.ny.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/passport-online-application.htmlを参照。
