合言葉は「NYで、起業しよう」

成功体験、経営の悩み、何でも相談

17年間経営者を生み続け
経営者を支え合ってきた

友安代表

 ニューヨークでビジネスを起業した経営者や経営者予備軍を主体に2004年に創設されたNY一旗会(友安亮之代表)の200回記念会議が13日ZOOMで開催され、歴代幹事はじめ、ジャカルタ、日本、西海岸、中西部、東海岸など世界から28人のメンバーが参加した。

 今回の会合の目的は、NY一旗会参加者からのフィードバックを通して会が参加者にどのような影響を与えているか、その存在意義を改めて確認することだ。

 会合では「一旗会が無かったら独立出来ていなかった。出会えたことでやりたい人生を歩むことができた。刺激的な影響を受ける場所だ」という声が聞かれた。今後の活動展望としては、引き続き毎月定例会を行い、参加者皆が助け合い、寄り添える場所を作っていく。皆が情報や経験談を持ちより、一歩先を常に進む仲間、グループであり続ける、などが提案された。ロサンゼルスで1997年に始まった一旗会は、創設者の射手園達一さん(77)が、失敗したビジネスの教訓を若手経営者に学んでもらおうと設立した団体だった。

常に上を目指す集団

 インプットが十分でないとアウトプットが枯渇する、インプットが多いと時代の流れを読むのにも役に立つ。NY一旗会は常に上を目指したいと思うメンバーが集まる。ここは、経営者達が相談できるコミュニティー。経営をする中で分からないこと、壁にぶつかった時に現状を共有し、メンバーの経験談を通して気付きを得ることも多い。

全米と世界に広がる
外出自粛で再度終結

 コロナをきっかけにZOOMでの開催に切り替えたこともあり、今ではニューヨークやニューヨーク近郊からだけではなく、西海岸、中西部、ハワイ、日本、インドネシアなど各地から参加しており、より幅広い情報・意見交換が出来るようになっている。そんな各地から参加するメンバーの多くは元々ニューヨークにいて一旗会に参加していたメンバーだ。2007年から2015年8月まで幹事を

務めたNPOジャネット理事長の榮枝洋文さんは「自社の利益や自分のスキルを上げる事だけでなく、相手に『おすそ分け』を持ち寄る会合として運営していた」と振り返る。

 毎月の月例会に参加すること、今のままでいいのか、次の手はないのかと考え続けることが出来るのもメンバーで忌憚ない意見交換が出来るからだ。合言葉は「NYで、起業しよう」。NY一旗会が応援する。

詳細はウェブサイト  http://hitohatakai.org/

問い合わせはEメール  ryojitomoyasu@hotmail.com