土佐尚子が作品披露

NYファッション週間

「誰にでも似合うスタイル」

 ニューヨーク・ファッション・ウイークの8日、ブロードウエーの会場で京都大学防災研究所アートイノベーション産学共同研究部門の代表を務める土佐尚子特定教授=写真=が作品を発表し、歌舞伎の連獅子のメイクで1200万人のフォローワーを持つインフルエンサーでLGBTQの推進者、エルトン・イリジアーニがランウエーを歩いた。土佐は「彼に肩衣と振袖が合体したドレスを着せることで、人種・男女・国籍を問わずLGBTQの人たちも誰にでも似合うグローバルファッションスタイルを披露しました」と話す。日本の美と伝統文化を保ち、一方でパラボリックフライトで無重力撮影やデジタルを使ったざん新なイメージを取り入れたファッションとアートのメッセージを体現しするコンセプトを紹介し、喝采を浴びた。

 (撮影・Seine Morisako )