昨年設立50周年を迎えたニューヨーク日本人美術家協会(JAANY、松田常葉会長)は8月31日から9月14日(木)まで天理文化協会ギャラリー(西13丁目43A番地)で第51回年次展覧会を開催している。1日夕、オープニングレセプションが開かれ、政府関係者、アーティスト、学生、ビジネス関係者ら約200人以上の来場者で賑わった。会場では1点200ドル以下の小作品展示コーナーも設けられ、収益金(作品価格の50%)はハワイマウイ島の火災被災者救済基金に寄付される。また、今展優秀作品2点に与えられる「マックス・ブレッチャーJR賞」に今年は小野田昌子さんの作品「ホワット・ア・ワンダフル・ワールド」に贈られた。また元理事の故末村敬三氏の厚意による「末村敬三賞」には先月8月に94歳で亡くなったロス郁子さんの作品「リーディング・ブレーク」に贈られ、長男のジョシュアさんが賞を松田会長から受け取った。
出品作家は、青柳愛子、藤原未佳子、古川文香レオナート、佳奈ヘンデル、林幸江、平之内美穂、石田純一郎、柏木文子、越光桂子、松田常葉、三浦良一、長倉一美、小野田昌子、ロス郁子、竹下宏、山本かりん、YUKAKO、遊真あつこの現会員と2020年に亡くなった名誉会長の 飯塚国雄の19人。入場無料。開廊時間は月〜木曜が正午から午後6時、土曜は正午から午後3時まで。金・日休館。予約不要。問い合わせはEメール JAANYoffice@gmail.comまで。