過去最大規模!
ニューヨーク共同貿易の第26回ジャパニーズ・フード&レストラン・エキスポが21日マンハッタンのメトロポリタン・パビリオンで開催され、過去最高の132社が出展した。同社大畑正俊社長は「かつて健康に良いと言われて注目された日本食は今クオリティーと味の時代になっている」と話し、ニューヨーク日本総領事館の溝呂木佑典領事は「日本に対す評価は時代と共に変わり、驚き、反感、無関心から再評価の時代になっている」と挨拶。畠山一成ジェトロニューヨーク所長は「着任1年で共同貿易をはじめとする日本食関係者の多大の貢献を身を持って実感する」と述べた。
今年初出展した和歌山県の伊藤農園は、みかんジュースを出品。「オレンジとは違う酸味と苦味がバーなどでも受けるのではないか」と同社専務取締役の伊藤彰浩さん。福島県からは栄川酒造、国権酒造、有賀酒造などがそれぞれの自慢の酒を披露した。京都から黄桜、兵庫県豊岡市からお米のコウノトリ育むお米も常連で参加。創味食品はカレーのルーが出荷2年目。同社の西川誠さんは「アメリカ市場の開拓ははまだまだこれから」と話していた。