中間価格750万ドル
米国内で最も物価が高いニューヨーク市のなかでも、不動産の中間価格が最も高いのはハドソンヤードであることが、不動産情報サイトのプロパティシャークの調査でわかった。
NY市の都市不動産自動登録情報システム(ACRIS)を基にした同調査結果によると、再開発事業が進行する同地区の住宅の今年第2四半期の中間価格は750万ドルで、2番目に高いソーホーの310万ドルの2倍以上に値する。
ハドソンヤードは、元々はマンハッタンウエストサイドの巨大な鉄道車両操車場を五輪誘致のため埋め立て開発してできた土地で、現在はコンベンションセンターに隣接する高級高層住宅が乱立している。
区別では、マンハッタンは昨年の同時期とほぼ変わりはなかったが、ブルックリンの不動産平均価格は約12%上昇した。ランキングの10位までは次の通り。3位トライベッカ、4位ハドソンスクエア、5位リトルイタリー、6位チャイナタウン、7位コブルヒル、8位キャロルガーデン、9位フラットアイアン地区、10位ウエストビレッジ。
(写真)地下鉄7番線の終点34丁目駅前 Photo: Gruson, Federico