アンドリュー・クオモNY州知事は29日、ゴルフの全米オープン選手権を9月14〜20日、ウエストチェスター郡ママロネックのウィンゲット・フット・ゴルフクラブで開催することを発表した。
今年で120回目となるUSオープンは、新型コロナウイルス感染防止のために無観客となり、同州知事は「テレビで観戦を楽しんでほしい」と話している。ゴルフ・ファンには、現地でボランティアとして働くという選択肢もある。同大会でボランティアをすることはゴルフ・ファンとしての誇りとなり、限定の特別グッズも提供されるため、毎年多数の応募がある。今年は、当初はボランティア4500人以上の採用を予定していたが、無観客となるため、全米ゴルフ協会(USGA)は人数の大幅削減を検討している。
参加希望者は、USGAの公式サイトusga.orgの応募方法の指示に従う。参加費用はひとり185ドルで、大会期間中の入場資格、食事券、ゴルフ・シャツ、ウィンドブレーカー、水筒などが含まれる。ボランティアはひとり当たり、1シフト4〜6時間を最低4シフト従事することが条件となり、選考には犯罪歴や交通違反歴が審査される可能性もある。同協会は今年4月6日、6月18〜21日に予定していた同トーナメントの開催を9月に延期することを発表していた。