ティファニーで火事

地下電気設備から出火

 マンハッタンの五番街57丁目にある老舗宝飾店ティファニーの旗艦店で6月29日開店前の午前9時38分に火災が発生したとの通報を受け消防車が出動した。

 この火事で、ティファニーの従業員100人が避難し、そのうち2人が市内の病院に搬送された。出火原因は地下の変圧器と見られ、午前中昼前に鎮火後コン・エジソン社が地下の電気設備の修理作業にあたった。ミッドタウンの象徴的なビルが一時灰色の煙に包まれた。FDNYによると、新しく改装されたティファニーの店内に煙は入らなかったという。

 4月に発表されたティファニーのプレスリリースでは、改装された店舗を マンハッタン最大級の店舗 と称していた。改装にかかる費用は不明。

 同店は1940年からマンハッタンの五番街に店舗を構え、初めての全面的な改装を行うため2019年から営業をとりやめ、隣ビルに移転、2か月前、83年ぶりの改装を経て営業を再開したばかり。