セントラルパークで去る5月10日、野鳥観察していた黒人男性から犬の首紐(リーシュ)をつけて欲しいと言われたことに逆上して「アフリカ系男性が私を録画していて身の危険を感じる。すぐに警官をよこして」と911通報した白人女性、エイミー・クーパー容疑者(41)が6日、虚偽通報罪で起訴された。10月14日に公判予定。動画は世界中で4000万人が視聴し、白人が抱く黒人に対する偏見や差別を象徴的に捉えた出来事として衝撃を与えた。同容疑者は勤務先の保険会社から即刻解雇されているが弁護士は無罪を主張している。犬に首紐をつけるよう言って様子を録画したのは、NYオーデユボン協会理事を務めるクリスチャン・クーパーさん(57)。同協会は野鳥保護や自然環境保護を目的とする団体。
(写真)警察に通報すると叫ぶクーパー容疑者(動画から)